ドラマは佳境…だのに3月は年度末、色々と忙しくドラマがたまってきてしまいましたっ…ここまで観てきたのだから最後にフェイドアウトになってしまうのは忍びないっ…意地でも見倒しますとも!というわけで、ドラマは日常に彩りを添えるエッセンス、ですが今週は私の日常を引っ張る力強い手綱となっています。ドラマがあるから前に進めます、ありがとう!

 

「さよならマエストロ」第9話

先週は海くんと天音ちゃんのシーンが良かったですね。芦田愛菜ちゃんの涙にもジーンときました。大好きな父に憧れ、同じ舞台に立つという夢を持ち、しかしプレッシャーに打ち勝つことができず逃げてしまった、でも過去にとらわれちっとも幸せになれない響ちゃん、今週はどういう決断をしていくのでしょうね。早く芦田愛菜ちゃんの満開の微笑みを観たいです。

 

「え、二人だけで?」

ちょっとだけ高揚した表情を見せた愛菜ちゃんかわいい

 

に対しこの人は…^^;

「またの名を音楽合宿という」

いやぁ…

空気が読めないからこそいい仕事する時もあるんですけどね^^;

 

今日は海がいいこと言ってました。

「マイナス100が0になったってことは、100点じゃん」

この考え方頂き!早速手帳にメモります。

 

それから石田ゆり子さんのセリフ

「もうやめて。芸術や創作は伝えたいものがないのにやるべきものじゃない」

に対しあたしには時間がないからと独りぼっちで高みを目指し続ける響ちゃん。そしてある時奇跡が起きる。心から音楽に夢中になった時に人は苦しみからも不安からも自分からも解放されて人はただただ美しい響きに満たされる…その境地に至ったと。やっとパパと同じ世界を見ることができたと。響ちゃんはパパと共演するという夢を掴みかけて幸せに浸っています。しかしパパは言い放ちます。

「あとこことここが良くなればもっと良くなるよ、ファイナル頑張って」

良かれと思って言った言葉が、響ちゃんを絶望の淵に突き落とします。振り向いたら命を落とすような絶壁を命を燃やして登ってきたのに、やっと届いたと思ったてっぺん間近のところで足場を外されたような気持ちで…もうこれ以上頑張れないと響ちゃんはバイオリンを捨てます。と同時にパパも指揮者としてこれからという道を捨てます。描写が丁寧に描かれていて、二人が歩んできた辛さが手に取るように伝わってきました。


しかしなんと今日、響ちゃんが一度も眼を通していなかったパパからの手紙を読み始めた!やっと彼女の時間が動き出した!

パパの愛に包まれて…乾ききっていた過去の5年間が一瞬で潤いを取り戻して満たされていく…1通1通手紙を読み終えた時の愛菜ちゃんの表情の変化がとてもよかったです。

 

微笑む響ちゃん

一緒に食べると約束していた日本の甘栗を抱えて

 

それからもう一つの約束

一緒に演奏するって

二人の心が溶けて満たされていく様子が音楽の豊かな音色と共にしみました。

 

「もうあたしは大丈夫だから!進もうよ!」

いよいよ最終回、響ちゃんは晴海フィルの演奏に加わるのかな…俊平さんは指揮を振り終えた時どうするのかな、っていうか天音ちゃんが振るとか?「君ならできます」とか言って俊平さんは旅立ってしまうとか?天音ちゃんが指揮を振ることで、お父さんとの確執も最後は解消するのかな…とか読んでいますけれど、15分拡大スペシャル楽しみです。