ドラマは日々のエッセンスです

時に涙したりきゅんとしたり喜怒哀楽は日常のスパイスです

 

今週は忙しくてあっという間の日曜日

月火水木金土日

今日は何日何曜日第何話?

ドラマのおかげで日常が流れ往く景色にならずに済んでいます

 

今回は日曜劇場「さよならマエストロ」第6話について

2月末で閉館するあおぞらホールについてのエピソードでした

3月末の解散前に練習場も演奏会場も前倒しで取り上げられて

梅まつりでチラシ配りや宣伝活動にいそしむ団員の皆様

西島さんと新木優子ちゃんのお召し物が麗しゅう

指揮者のもつ感受性というのはカウンセラー適性でもありますね

荒木優子ちゃんの繊細で心の優しい本質をしっかり見抜いて

着飾ることをやめた彼女はより輝いて幸せな音色を客席に届けた

「実家がなくなっちゃうような…生まれた時からあったから」

実家のようなホールで演奏して素直な自分に戻れた優子ちゃん

 

「音ってその場所に残るんじゃないかなって」

 

「舞台や天井や壁やクッションに吸い込まれて、感動的な音ってずっと残っているような気がして」

 

バイオリンを捨てた愛菜ちゃんが舞台に立ってしまったら…

蘇るのはパパとママが揃って聴いてくれた温かい記憶

幸せだった過去の想い出と幸せを捨ててしまった過去の自分

「音ってその場所に残るんじゃないかなって」

愛菜ちゃんの心にも聞こえたよね、幸せに包まれた音が

過去に置いてきたんじゃなくて

自分が過去に留まったままだということに気が付いたかな

 

この決意の表情の続きが早く観たいです

淡い恋心にも手助けされながら少しずつ笑顔を見せ始めた愛菜ちゃん

来週は彼女も自分の心に素直になることができるのかな

 

そしてこの人も抱えていたわだかまりから開放される

指揮者に憧れていた過去の自分を封じ込めていたコンマス

自分を解放して思い切り指揮棒を振る

「音楽は人を救うことがあるんです」とマエストロは言ってたけれど

今日はたくさんの人が救われた回でとてもよかったな

 

 

最後の仕事を終えたホールは闇と静寂に包まれているけれど

閉館を迎えるホールにはたくさんの想いと思い出が残ってる…

なんだかじんときてしまいましたえーん

ちょうど2月末で閉館するホールを知っているから笑い泣き

 

 

名古屋の伏見にある三井住友海上しらかわホール

音楽専用のホールだけあって音響の良さに定評がありました

アーティストの方々もこのホールと共に学び育ったと

そんな歴史あるホールが2024.2.29に閉館となりました

今後名古屋は愛知芸術劇場という2000人大規模ホールと

300席の宗次ホールのような小規模ホールが中心となる

もちろん愛知県自体には名古屋以外にたくさんのホールがあるけれど

県外から訪問するにはやっぱり名古屋市内が行きやすい

 

音響がよくて落ち着いた品格のある中規模ホールは貴重

ここしらかわホールの隣には科学館も美術館も繁華街もあるから

家族みんなで集えるオアシス

 

余韻に浸りながらホワイエへと続く階段に

推したちが幾度となく使っただろうリハーサル室

しらかわホールのHPを眺めながら浮かんでくる思い出

 

「音ってその場所に残るんじゃないかなって」

 

「舞台や天井や壁やクッションに吸い込まれて、感動的な音ってずっと残っているような気がして」

 

「閉館を迎えるホールにはたくさんの想いと思い出が残ってる」

 

ドラマの中のそんなセリフを聴きながら想いを馳せておりました

 

奏者も観客も同じ思いで音を楽しむ

響き合う。ひと、音、こころ「しらかわホール」

 

大通り、ビジネス街を抜けていきなりそびえたつこのビルは

その存在感が格別でした

その場所だけ空気の流れが違うようで…入口で既にときめきました

 

牛田智大さんも沢田蒼梧さんも並んでいます

三井住友海上しらかわホール様

沢山の素晴らしい公演をありがとうございました

どうぞ良きご縁に恵まれますようにお願いキラキラキラキラ