ドラマは日常のスパイスです^^

ドラマのちょこっと感想を書いています

 

2024冬ドラマについて今期観ているドラマ一覧)

1.日曜20時NHK「光る君へ」

2.日曜21時TBS「さよならマエストロ」

3.月曜21時フジ「君が心をくれたから」

4.火曜22時TBS「eye love you」

5.金曜23時テレ朝「おっさんずラブリターンズ」

6.金曜22時TBS「不適切にもほどがある」

7.日曜22時ABC「アイのない恋人たち」

 

今回は人それぞれの恋愛観が好き嫌いの感想に出るなぁという2作

3.「君が心をくれたから」

好きな人の命のために自分の五感を差し出して、生きながらも死んでいくような人生を選択した雨ちゃん。自己犠牲の上に捧げる深い愛、尊いお話だけれど、正直これから1週間頑張ろうってエナジーチュンジャ♡したい月曜日には、ちょっとしんどい重さと暗さで。結局週末の金曜日まで放置でした。いよいよtver消えちゃうし観なきゃ、裕貴くんと芽衣ちゃんを見届けなきゃ!…とちょっとだけ気合を入れて観始めました。今週は斎藤工さんの過去なのかな、がチラ見せされたから来週は若菜ちゃんの過去も見せてくれるのかな、そうしてこの二人が奇跡を司る天使なのか地獄への使者なのかが少しずつ判明していくのかな。工さんのアドバイスのおかげで自分のために行動をした芽衣ちゃん。悲しみと絶望が果てなく続く暗闇を歩くような人生をこれから生きていかなきゃいけない芽衣ちゃんだから、少しくらい温かな記憶があってもいいよね。まっすぐに愛を伝え続けた裕貴くんが真実を知ることができたことにも視聴者の気持ちは少しだけ報われました。でも、やっと両思いになれた二人なのに、美しい映像なのに、だからこその切なさが募る。

 

 

「ずっと好きでいてね」と言う芽衣ちゃんに「ずっと変わらないよ大好きだよ」と変わらぬ愛を約束する裕貴くん。すごく残酷なシーンを入れてきたもんだと思います。純愛ならではだけれどこの先にある障害の大きさを考えると約束された幸せな未来、ということには決してならないだろうなと涙が止まらなかった。おばあちゃんだって「雨のことはあたしがずっと守るから!」って言うけれど…人は必ず死ぬんだよ?守るものの存在があるから生きることに執着を見せるおばあちゃんだけれどきっと来週には…と思うとこれまたつらい未来のフラグが立ってるし。愛する人を守りたかった司さん、本当に守れるのは彼女が愛した人だけであるからと、その役を譲るのだけれど、この先きっとまた司さんが揺り戻される瞬間が来るんだろうな。それは裕貴くんと芽衣ちゃんのガラスの未来にひびが入った時なんだろうな。

 

 

幸せはもろい、愛は強いけれど常に絶望と表裏一体、このドラマはどこに向かっていくのかな。奇跡なんてないんだと視聴者もろとも地獄に落とすのか、ファンタジーが優勝するのか。決して楽しいドラマじゃないけれど、感情を揺さぶられることは確かだからきっと最後まで観ちゃうんだろうな。

 

「しても後悔しなくても後悔、どうせするなら幸せな後悔をしてもいいのではと思っただけです」

このセリフ、心に残りました。斎藤工さんの過去も気になります。

 

心に残るセリフが散りばめられていると言えばこちらのドラマ。

7.「アイのない恋人たち」

「過去は絶対消えないし性格も変えられないけれど行動なら変えられる」「今までなら時間の無駄と思ったことでも思い切ってやってみればいい夢が見られるかもしれない」「恋愛とは無駄な時間を楽しんでもいいかなと思えること」他、いやぁ遊川節が散りばめられた作品おねがいキラキラ人生のヒント照れをメモりながら観ちゃいますねウインクこのドラマ、婚活含む合コンから始まるのだけれど、昭和の合コンとはその目的が違って深刻なところが昭和の合コンを経験してきたものとしては面白い。昭和の合コンなんて一期一会を楽しむようなもんでっていうのは私の偏見?令和の合コンはマッチングアプリ必須だとしたらどちらかといえばお見合いに近いものなのかなと感じました。しかしいろいろあって合コンは成立せず。たまたま集えた男女二人が運命を感じて恋愛に突っ走っていくのだけれど、恋に恋してる二人は来週水をかけられそうだし、いったん覚まされた二人はどうなっていくのかな。

 

前田公輝様、今週も突っ走り暴走族健在すぎて、全身全霊のアツい演技に惚れ惚れします爆  笑ラブラブでも前田公輝様の魅力ははっちゃけた陽ではなくてじつは静かなる陰の部分なんですよね。「HIGH&LOW」の轟くんは氷のように冷たく静かな振る舞いの中にある男のアツさがたまらんし、「セクシー田中さん」の小西はチャラけた表面と内面の真面目で懐深い暖かさとのギャップがたまらんし。今回「俺、小さい時に両親なくしてるから」「もともとこういう性格ではなかった」とギャップを垣間見せる発言があったし、これから変わっていく前田公輝のギャップにまたやられるのを楽しみにしていますウインク

 

横顔が美しい本郷奏多様ラブ静かな本郷奏多もいいかなと思い始めてきた今日この頃。

外では人に合わせて自分を無くして。いつも疲れていて。だからこそ家では自分の生活を崩されたくない。人に踏み込んでほしくないしテリトリーを守りたい。疲れるだけだから「恋愛なんていらない」。その本音をとうとう暴露した本郷奏多。一方成海璃子ちゃん、マイペース後輩女子に振り回されながらも自分の役割を全うして気配りできる女の子なのだけれど、理不尽なことの多い毎日に疲れ果ててて眠れない日々を過ごしている。人と関わることをあきらめていなくて、自分が求める癒しは人と深くかかわれる恋愛にあると考えてて、奏多とは毎日寝る前に「おやすみメール定期便」を交わす中に。

 

本音で付き合いたい璃子ちゃんと関わることで少しだけ本音を言えた奏多君がこれからどう変わっていくのかこちらも楽しみです。

 

女性陣はじつはヒロイン岡崎紗絵ちゃんのブックカフェの常連客で。

男たちは高校の同級生で。

 

そんな男3、女3、合コンで出会うはずだった6人がとうとう出会えました。

いよいよ始まる男女6人冬物語…いやいやもう一人。

 

それは物語のスパイス佐々木希様ニコニコ

「あの子を誘拐しに行くよ」「えっ…」事態が呑み込めない福士蒼汰。いやぁ豪快でぶっ飛んだキャラがお似合いですよ、佐々木希様。

いい飲みっぷりです。「アネゴ、ついていきまっせ!」と男どものみならず女子にも言わせるだろう存在感とリーダーシップ。それもそのはず、高校時代は憧れの生徒会長、頭がよくてピアノが弾けて、言うこと言えるしっかり者女子、マドンナ佐々木希様。

「真和と結婚しておけば良かったな」とお茶らけて言うも「お前から俺を振ったんだろう?」の返しに別れるしかなかった辛い過去を語り始めます。もともと付き合っていた憧れのマドンナ、更生したらまた惚れるほどいい女だろうし、更生しなくて落ちるとこまで落ちても放っておけないだろうし、これからどうヒロイン岡崎紗絵ちゃんの恋愛に絡んでくるのか楽しみです。

 

前田公輝―――っ、女の趣味に合わせて柄でもないピンクなんて着てるんじゃねーぞっキョロキョロあせる

「お前は見る目がないんじゃなくて、相手のことを見てないだけなんじゃないか」このセリフも響きましたねぇ~。うまくいかない時に、そこに思い込みというフィルターがかかっていないか、立ち止まって振り返ってみようと思いました。

 

「自分に自信を持つためにもまず童貞を捨てろ」と言われている本郷奏多くんが「どいつもこいつもそればっかり」って身体の関係ありきの恋愛論に嫌悪感を示していますが、他局でめちゃくちゃ歪んだ性を生きている奏多君の同時進行っぷりにあっぱれですね。

自己主張が強すぎる帝ですからね~まさか自分がない役と同時進行とはっ…私は本郷奏多は好きでしたが「カムカムエブリバディ」で嫌いになって、今また好きになりつつあります。youtubeのハチャメチャプリとのギャップも面白い人ですよね~。「アイのない恋人たち」の視聴率もお気に入り登録数も振るわないですが、日曜のこの時間のABCテレビ枠、「何曜日に生まれたの」以来結構気に入っています。そして岡崎紗絵ちゃんの演技、ダントツ素晴らしい。エリカの行方から目が離せません。

 

日曜日は大河が強いからなぁ~、大河観てマエストロ観たら「アイのない~」にたどり着かないかな、この枠、日曜の夜という時間を大切にしてくれてる本当にいい枠だと思います。令和の男女7人冬物語、恋に人生に迷う人が出会えたらいいドラマということで…私は遠い胸の痛みを思い出しながら?丁寧に観ていきたいと思います。