タイトルのような記事を見ました。

「東映直営、渋谷TOEIが12月4日で閉館へ。69年の歴史に幕」

 

胸がきゅぅっとしました。

渋谷TOEIには何度もお世話になりました。

駅から最も近い映画館。

 

 

今から5年近く前、ワンオペ育児で常に時間がなかった私。

車も乗らないから行動範囲も狭くて。

家と幼稚園とスーパーと近所の公園が世界の全てだった頃。

主婦ならそれも当たり前だと思っていて

別に不満もなく穏やかで幸せな日々ではあったのだけれど。

 

 

突然訪れた推しとの出会い。

一つのドラマが新しい世界への扉を開いた。

穏やかな日常に刺激と興奮が生まれて

喜怒哀楽のジェットコースターのような毎日。

より世界はカラフルに、時間を忘れて夢中になる充実した時間。

 

毎日が変わっていく。

何より思考が変わっていく。

24時間365日毎日子供のために時間を使ったっていい。

そう思っていた自分が自分のための時間を作ることを考え始めた。

欲しいものなんてなくて

子供のためにお金を使うのがささやかな楽しみだった私が

自分のために欲しいものができて

自分にお金を使うことを考え始めた。

 

 

内緒で推しのDVDや雑誌を買い求め

家に自分のスペースはタンスだけだった私の

クローゼットの片隅にこっそり推しグッズスペースができた。

推しの映画、舞台挨拶、推しと握手まで

子供を預けてしたいこと、確保したい時間ができて

そういう変化する毎日の最初の推し活の支えとなった場所が

「渋谷TOEI」

 

 

映画館で観る推しの姿は格別だった。

できる限り毎日観たい逢いたいと思ったけれど

映画というのは週単位で上映時間も変動するから

自由になる時間内で観れるものは限られてくる。

大概、郊外の映画館は商業施設隣接のため車利用での立地にあり

車に乗らない私は都心部まで足を運ばねばならず

すると駅から走って1分の渋谷TOEIが結局

ドアtoドアで最も近い映画館になる

 

「朝8時半から午後2時まで」

これが私に与えられた自由になる時間

 

まだ未就学児の子供を朝8時半幼稚園オープンと同時に送り届け、

その足でダッシュで駅に向かい渋谷へ。

朝一番の映画の上映を楽しんですぐさま

お昼ご飯もお茶の時間さえも持てずに駅に直行。

映画の余韻を楽しみながら電車に揺られる時間が

つかの間の休息と自分の時間で。

 

 

14時には幼稚園のお迎えなのだけれど

間に合うのか間に合わないのかぎりぎりで

これまた駅から走って走って幼稚園へ直行。

 

 

午前中のシンデレラは

子供とともに14時にはおうちに戻ります

 

 

 

 

 

あれからもうすぐ5年

子供もかなり大きくなり

私も主婦専業を卒業して働き始め

お金も時間も少しは自分のために使うことにドキドキしなくなった

 

「渋谷TOEI」は

私がドキドキしながら少しの罪悪感を持ちながらも

自分のための時間とお金を使おうと決意して過ごした

私が自分自身で 自分のためにやりくりした夢の空間で

思い出の場所なんです

 

 

そしてその最初の一歩があったから

今の出会いと毎日がある

 

 

このブログも

この渋谷TOEI通いの頃からコメントが付き始めて

たった一人こっそり始まった推し活にも仲間が増えて

2019年の「中川大志のはたちを祝う会」でのリアルな出会いに繋がる

 

 

 

 

そして今2022年秋

中川大志くんの初めての主演舞台の推し活は

その当時の仲間たちと団体予約できるほどの大きな力となって継続中

 

 

渋谷TOEIから始まったと言っても過言でないほど

渋谷TOEIは私の推し活歴を振り返るには欠かせない場所

 

出会いと思い出をありがとう

 

東映!いい映画一杯配給してな

東宝に負けず頑張りいや!

 

 

 

 

懐かしいな…

そのころ書いた過去ブログを読み返しながら

感謝の気持ちに浸ります…

たくさんの作品と出会いに感謝お願いキラキラキラキラ