※初めに

ひらめき電球備忘録なので記憶違いもありますことご容赦下さいませキョロキョロスター

 

 

とってもとっても大切な1日の記録なので

ゆっくりゆっくり綴ります

 

今日は沢田蒼梧さんの初の東京リサイタル「紀尾井ホール」へ

 

久しぶりに来た東京 久しぶりの四ツ谷駅

駅の階段を上がって見上げた青空と上智大学

「うーんっ気持ちいいっ」と伸びをしたくなる開放感

…からの土手に上って…

歩いて見えてきたイグナチオ教会が眩しい

懐かしいな…昔よく来てた時期があったなぁ

 

右手に松 左手に桜…はまだまだ蕾桜

来週終わりにはいくらか開いているだろうか桜桜

 

春を待つ桜の気もちってきっと今の私の気もちみたいなんだろな

ドキドキワクワク…アップ

 

おっ見えてきたっ…気持ちが逸りますっ…アップアップ

土手から階段を早足で降りると

 

すぐ目の前が本日の会場「紀尾井ホール」

既に長蛇の列が道路にあふれているその横を抜けて

 

掲示板には…

沢田さんの公演情報貼ってないしっ…ガーン煽り

 

ホール入口にやっと!本日初の沢田蒼梧さんキューンおねがい

沢田さんっ…今日という日をどれだけ楽しみにしていたことかっ…

初の東京ソロリサイタルおめでとうございます照れ音譜

 

ロビーにお花がお祝い

大器株式会社様ってどんな会社かしらとググってみた

 

あらっ…たくおんさんびっくり

「すべての子供たちに明るい未来を」

大器株式会社様のイベントコンセプトと沢田蒼梧さん

めっちゃマッチングしてるから

次のチャリティー公演にお呼ばれされたりしないかしら

こっそり楽しみにしておきます大器株式会社様照れ

 

さていざ鎌倉…ならぬ…いざホールへ!

高い天井…格調高いバルコニーにシャンデリア…お願いキラキラ

…っと!ぼぉっと上見上げて歩いてたら段差でガクッとなびっくり

急な段差でぐきっと腰に負荷が…ガックリ

って全然緩やかな段差で…ただの前方不注意です汗汗汗

 

ふらふらと吸い寄せられるのは…

「はじめましてっ…ワルシャワのSHIGERUくんっ…」ラブラブラブ

 

この音色にやられたんだ

1次予選で沢田さんとSHIGERUくんに出会って

配信の音色でも既にノックダウンされていたのに

 

「配信と音が全然違って、こんな硬い音に聞こえるんだってびっくりした」

って沢田さんが言ったから

どうしてもどうしても生のSHIGERUに会いたくなっちゃったじゃぁないかっ!

…じゃなくて沢田さんとSHIGERUくんが奏でる音色が琴線に触れたから

まさかその完璧なシチュエーションで

沢田さんの演奏を聴かせて頂けるとは本当に…

湘南クラシックパラダイス様ありがとうございますおねがいお願い

 

4日前逗子で初めて耳にしたSHIGERUKAWAIの音色

今日はワルシャワからときめきを運んできた特別なSHIGERUくん

あぁどんなピアノなんだろうアップアップアップ

 

本日の座席からの眺め…最前列センターブロック

手は見えないけれど

手の動きはもう覚えちゃうくらい配信で見たから

足元のペダル操作と演奏中のお顔はばっちり

 

沢田さんっ…先日の逗子に続いて4日ぶりっ…まもなくですねっ…

逗子では関東でのソロデビューおめでとうございましたおねがい

そして本日は東京での初ソロリサイタルおめでとうございます照れクラッカー

 

今日のプログラムもオールショパンプログラム

 

逗子では聴けなかったアンスピ

ショパンコンクール二次予選で沢田さんが1曲目に弾いた曲

1次予選のバラ1とエチュードでどきゅんと持っていかれていたのだけれど

2次のこの1曲目の1音目が決定打だったのよねぇ

 

今日のリサイタル前半は

 

    

アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調Op.22

 

エチュード作品10第5番「黒鍵」 

変ト長調Op.10-5

 

舟歌 嬰ヘ長調Op.60

 

スケルツォ第2番 変ロ短調Op.31

 

ショパンコンクールの相棒SHIGERUくんとの共演だからか

黒鍵以外はショパンコンクール二次予選の演奏順

沢田さんの曲順は結構特徴があって

一次も二次も大曲から始まる

 

今日もご登場からすぐアンスピ…待ちに待ったアンスピラブ

1音目から衝撃を受けた

配信とは全く違う音だって沢田さんが言ってたのを実感

本当に丸くて滑らかで歌うように流れてく…

煌めく透明感と春の日差しのような温かさを感じて

さっそく涙腺がうるうると刺激され…えーん

 

感無量で…一曲目にしてすっかりおなか一杯胸いっぱいお願い恋の矢

 

演奏後沢田さんがマイクを持ってトークタイムカラオケ

格式高いホールだからトークなしで行こうと決めていたのに

昨日も京都のイベントでトークを30分も期待され…

今日もどうしますかって結局いつもと同じ流れでやりますと

しかしそのトークは逗子よりうんと長くて…

今日はピアノのお迎え時間に余裕があるのかしらと思いながら

こんなに長くお話しされても緩急聴き入ってしまうお話上手に

ただただ感心

 

その中でハンカチについてのお話があって

 

「ちょっとだけ話題になったんですけれど…

どこのハンカチですかって聞かれるんですけれど

頂き物なんで知らないんです」←そうなんですねっびっくりびっくりマーク

私驚き、会場は爆笑

 

「ある時から自己防衛のために持っています」

とエピソードを披露

ショパンコンクールのバックグラウンドの話

笑わせて頂くエピソードの中でも

しっかりここまで努力されてきたひたむきな姿勢と

お人柄を感じることができてほっこり

 

そうこれこれっ…品があってかわいいなぁって実は私も検索した

逗子でも沢田さんのハンカチチェックしてた

その時はブルーのハンカチだったけれど

 

今日は登場の瞬間「あれだ!」って手元のハンカチに目がいった

 

「今日はワルシャワのSHIGERUKAWAIとその時のハンカチを持ってきました…セットですから…ワルシャワの風を感じて頂けたら…」

 

風を一番感じたかったのは沢田さんだったんじゃないだろうか

二次の演奏について後悔がないわけじゃないと言っていたから

今日の曲順をショパコンと重ねてきたところに深いこだわりを感じる

 

この2次予選の演奏を毎日聴いていたから

沢田さんがミスするところもしっかり体が覚えていて

今日はそこを美しく通り過ぎる度に時の流れを感じて

 

リベンジショパンコンクール…でもあり

そもそもコンクールが演奏会のようだった気もするし

こんな風に弾きたかったのかなぁって

今日の自由に伸びやかな音色を奏でる沢田さんが

ワルシャワでどれだけの緊張とプレッシャーがあったのかと

解き放たれた音色はまだまだ技術を上回る情熱にあふれていて

 

私はピアノに詳しいわけじゃないけれど

「うわー上手だな」って思う演奏もあれば沢田さんの場合は

そんな頭で聴く音楽じゃなくて感性に響いてくる

優しくて暖かくて…揺蕩う波のような揺らぎ…安らぎ…癒し…

アルファ波がめっちゃ出る瞬間を感じるから

森林浴のようなものだったり

ともかく…めっちゃ心地よいっ照れ虹

 

沢田さんにやられるのは

ひょうひょうとした雰囲気で頭脳は何もかもお見通しな天才で

何もかも計算し尽くしたクールな演奏をされても不思議ないのに

とっても情感豊かな人間味ある音楽を奏でること

 

沢田さんというお人柄が乗った音なんだなあと思うと

沢田さんのピアノを聴きたいというか

ピアノを通して沢田さんという人をもっと知りたいと思ってしまうような…

 

あれ?惚れてます?私びっくり

いやぁ…まだアンスピしか書いてません…

 

リサイタル始まって20分くらいしか経ってませんのに…

進まなくてすいません

 

ま、ゆっくり書こう

大切な日を忘れないうちにキラキラ

 

(続く)