ショパンコンクール入賞者ガラコンサート

三夜連続日本時間では深夜2時から…

 

幸い23時半からFM795「中川大志のConectedBase」を聴く金曜日

0時にラジオが終わってからも興奮冷めやらず

いつも寝るのは1時過ぎ…

そんな週末だから2時からのガラコンサート、今日は楽勝!

って思っていたのにっ…

 

一人目の演奏で眠ってしまいましたっ

ラジオは正座して聴いてたのにガラコンは布団に入って聴こう!

って思ったのが甘かったっ…

 

なので本日土曜日は朝からガラコンサート二日目を

追いかけて聴いています…

 

そして夕方からは

録画してあった「クラシック倶楽部」やニュース番組など観て…

「ショパン」のワードで勝手にお任せ録画されたこちら…

「駅・空港・街角ピアノ~名場面・ショパン編」を観始める

これがめっちゃいい番組!笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

行き交う雑踏…雑音がひしめくマルタ空港

そのロビーに置かれた一台のピアノ

抱っこひもで赤ちゃんを前抱っこした若いママがふと足を止めた

椅子に腰かけ…おそるおそるポロン…と鳴らすピアノの音

そして嬉しそうにママの指が鳴らし始めたのはクラシック…

通り過ぎようとした人々が足を止める

でも…抱っこした赤ちゃんがきょろきょろして…鍵盤が見えないっ…

そしてジャンジャンっ…バンバンっと…赤ちゃんがたたく鍵盤の音

女性はふっとあきらめたような笑顔を見せるのだけれど次の瞬間

美しい音の粒がポロンポロンと紡がれて…

この曲は…ショパコンで何度も聴いた胸を熱くするあの曲…

「アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調」

 

SOHGO SAWADA (Japonia / Japan)

Andante spianato and Polonaise in E flat major, Op. 22 (59:37)

大好きな沢田さんの演奏を貼っておくのでイメージしてみて下さい

 

 

 

あまりにも美しい音色に赤ちゃんも邪魔することなく

静かに聴き入りながら目はママの指を追いかけている…

 

そこで字幕

「マルタ出身のピアニスト 結婚を機にクロアチアに移住

コンサートのため一時帰国 故郷での演奏は感慨深かったという…」

 

思いがけず邪魔をしてこないわが子を見つめて

もう少し弾いてもいいかなと伺うように続きを弾き始める…

そこでまた字幕

 

「幼いころショパンに出会い音楽家を志した」

 

カメラは彼女をフレームアウトして1歳にもならない息子君をズームアップ

息子は…ママも…ママのピアノも愛してるよというように微笑む

ママは息子を愛おしそうに抱きかかえながら…

これまた愛おしそうにピアノの演奏をする

その姿はまるで女神と天使…

雑踏の流れが止まって雑音が消えた

 

演奏を終えたママへインタビュー

「音楽は私の仕事であり 家族であり 人生そのものです」

 

めっちゃいいっ…

すごくいいっ…

ショパンコンクールであの人生そのものの闘いを

まざまざと見せられた後だから…

 

ショパンに出会いピアノと人生を共にした半生

運命の人に出会い子供に恵まれ幸せに満ち足りながらもなお

ピアノがくれる至福の時

 

彼女の眼差しがピアノに向かう

「出会ってくれてありがとう」とでも言うように

 

ピアノは家族であり人生そのもの

 

 

たくさんのコンテスタントたちの顔が浮かぶ

それぞれの苦悩と努力とを想って胸が苦しくなる…

でもそれ以上に…彼らが音楽に出会えた喜びが急に降り注いできて

あぁ出会えるものに出会えた幸せっていうのは

この上ない喜び以上の何物でもないんだなぁと

苦しさの向こう側を知ってる人だけが得られる最上級の幸せなんだなぁと

 

彼らは本当に幸せなんだなと

その紛い物でない幸せの姿が私をこんなに幸せにするんだなと

 

 

幸せのおすそ分けをして頂いていることに気づいたとき

ぱあっと景色がカラフルになった

人生のドラマはいつでも雑踏の中にあふれてる

ただただ通り過ぎているだけじゃ気が付かないだけ

 

アレクサンドルガジェブさんが入賞者インタビューで言ってた

日常欠かせないことは天井を見上げることだと

10分ぐらいただただ天井を仰ぐ時間が欠かせない時間だと

 

顔を上げて空を仰ぎそれから前を向いたら

景色が変わって見えるのかもしれない

自分にとっての大切な時間を考えてみる

 

ごみごみした街中の景色が急に煌めいてくる感覚…

ストップウォッチがまたスタートしたように空港に人々が行きかう…

 

ロビーに置かれたピアノは黙って…人々の横にそっと寄り添う

そしてただ呼ばれるのを待っている

…必要な人に呼ばれたら…その人に必要な音色を奏でて癒してくれる

まるでピアノに人格が宿ってるようだった

 

優しい慈しみの女神様

誰でも心に歌を持っていて

ピアノは…その歌声の喜怒哀楽に合わせて

優しく歌ってくれるんだな

 

 

今夜はいよいよガラコンサートのファイナル

深夜まで時間はたっぷり

 

「駅・空港・街角ピアノ~名場面・ショパン編」

くぅーーーっ…人生ってショパンだなぁーー

ショパンって…人生だなぁ…

引き続き楽しもう

 

すっかり芸能ブログじゃなくなっててすいません…

いやっ…大志くんの話から始まってるしっ…

ラジオで夜更かしした話の続きだしっ…

知ってる人は私がいかに呟いていたか知ってるはずっ…

 

幸せのおすそ分けっていえば…

昨夜はほんとに大志くんから頂いたよね

 

今宵は中川大志様とショパン様とピアノの女神様に感謝して…

ではまたっ!