「僕の好きな人」
2020/11/16〜22
脚本 金井博文
演出 田中翔
配信型朗読作品
1日15分ほど、7日間続く物語
ゆっくり進んでいくのが、
物語の雰囲気とも相まって、
心地良かったです
「僕」
ねこちゃーん!
「僕」が猫だとわかると、
途端に最初の文章から受け取る映像が変わる
伸びた雑草をかき分けて、ていうのとか
足じゃなくて顔でかき分ける感じになる。
そういう仕掛けがさすが金井さん!
たぶん茶トラなんだろうけど(あだ名がマイケル)読んでる人の服装の印象で、
黒と白のハチワレちゃんなイメージ笑
最後まで名前はわからなかった…
君の名はー!
トキゾウ
「僕」と話せるから、
最初はトキゾウも人じゃない何かなのかと
勘繰っていた笑
神社で寝泊まりしてる、人見知りっ子。
トキゾウは神社で神様を待ってるんじゃなくて、家族を待ってたんだろうなぁ
空に近い人に見つけてもらえたら、嬉しい、
って言うのは、家族を重ねてたんだろうなぁ
ミキオ
カレー屋さん。めっちゃ良い人!
トキゾウも幼馴染だからって気にかけて、
マイコも手当てしてあげて。
なかなか良いことを言う役割なんだけど、
私的にはマイコの
「私は可哀想なんかじゃない」
って言葉に対して
「どうした?」とか「そうだね」とか
気休めな言葉じゃなくて
「わかった」
て、ただ受け止める言葉がすごい良かった。
ギリギリのところで、かろうじて立ってる人に、どう言葉をかけたらいいのか、怖いところなのに(間違えると突き落とすことになる)
そうか、ただ受け止めるだけでいいのか、
てなった言葉
実は一番業を背負ってるけど。
自分の誕生日に、大切な人を、
自分のせいで失ってしまうって、
めちゃめちゃ自分責めるやつじゃんそれ…
マイコ
闇抱えてる系女子
貧乏な自分を虐めなかった、みんな優しい、
て言いつつ
憐れに思われてることをわかってたから、
「可哀想」て言われるのは嫌だったんだろうな。
まだ蔑まれたり嫌われる方が
マシだったのだろうか。
死ぬことを決めたら気が楽になったの、
すごいわかる。いや死のうとしたことないけど。
いつまで続くのかって先の見えない不安より、期限が決まるとそこまで頑張ればいい、ていう。
サチ
隠れ闇抱えてる系女子
友達がいない、てことで「僕」に
タカムラくんのこと話してたのかなぁ
まぁ不倫相手の話などあまりできないか
本気じゃない、と言いつつ
かなりタカムラくんに気を遣ってるし
依存してるなぁーという印象。
離婚話信じちゃってるもんなぁ
つかまじ絶対タカムラくん初犯じゃねぇぞ
離婚話チラつかせて不倫相手を繋ぎ止めるようなヤリ口だぞあんにゃろ熟年離婚されるがいい!
奥さんもけっこう闇抱えてそう…
そりゃ妊娠8ヶ月目で不倫発覚したらそうなるか…絶対タカムラくんと一緒にいても幸せになれないってー!
てか今回の女子みんな闇抱えてるな…
「僕」の言う「彼女」も、
なんかあって街に来たっぽいし
もう戻れない、て、なにがあった!
「僕」の好きな人って、
「彼女」のことかと思ったら、
みんななんだな、きっと
それぞれが抱えてるものは、
お互いさらけ出さなくて、
寄り添いながらも、深くは関わらないのが
すごいリアルな人間関係だなぁ〜て思った
いろんな人が、いろんなものを抱えていて、
それでも生きているっていう
臆病で優しい物語でした。
