K-FARCE × écrin
「櫻之散響〜はなのちるおと〜」
2020/2/7〜2/16
脚本 金井博文
演出 中谷智昭
「またね」を、教えてくれたきみは
「さようなら」と、手を振った
結婚を控えた皇太子が、
ある日出会った耳の聞こえない鬼の少女と
心を通わせていくお話、でした
以前観た金井さんの作品の
「女中のクリスマス」を思い出す展開で
心がざわざわしながら観てたけど
女中のクリスマスの時に私が思ったことを
武治が代弁してくれてスッとした笑
武治ありがとう笑
最初のすれ違っていく様子が
とてもとても切なくて(´;Д;`)
善之助の部屋に来たけど、いないって帰る
長子の背中が寂しそうで…っ
金井さんの書く三角関係は
みんな純粋で、想いがまっすぐすぎて
どうにもならない気持ちもわかるし、
でも届かない想い、に
どうしても感情移入してしまうので
とてもつらい…!(´;ω;`)
善之助の恋は、
逃げるための恋だったなって思った
王になることを、
皇太子であることを忘れさせてくれる時間
「恋」なんだろうけど、
「好き」とは違う感情に見えた
華が鬼だと知って、ツノに触れるんだけど
頭を撫でるようなツノの触り方で
なにそれときめきっ
そして、「とっても似合ってる」って言葉が
素敵だなって思った
弁財天さんが…すごい華のことを気にかけてて
鬼は、聾は、疎まれて嫌われるんだと
他人に蔑まれて華が傷つくより先に
自ら言って諭そうとしたり
聾を治してやりたいと月夜に祈る姿の親心が…!
おぉぉとぉうさぁぁぁんっ(´;ω;`)
最後の、善之助と会話する声
台本見たら華なんだと知って
(しゃべれないから華自身ではないんだけど。なんだろ、概念?)
きっと鬼であったことを忘れた華が
「鬼なんているわけない」って言うのが
善之助の知る華はもういないんだって
善之助の喪失感のようで
もう、うわぁぁぁぁって(語彙力)
公演とは関係ない話になりますが
昔接客をしてた時に、
ずいぶんおどおどしたお客さんだなぁ
と思ったら、耳が聞こえない方だった
ということがありまして。
手話で『ありがとうございました』と伝えたら、そこからものすごい勢いで手話で話しかけられて笑
わわ〜これしかわからないんです💦すみません💦て伝えたんだけど、
とっても笑顔でお帰りになられて、
喜んでもらえて良かったって思ったんだけど。
最初のおどおどからは想像できないくらい、
本当は明るくて、おしゃべりな人なんだなって。
身体的にしゃべれないからって、
心まで大人しいわけではないのだ、
と思い知って。
外国語を学ぶように、
外国語を話せる人がたくさんいるように、
手話を学べる機会が、
手話を話せる人が、
もっと増えたらいいなって思っていて
今回の、お芝居を観ながら、
自然と手話が入ってくるの、
耳が聞こえない人との接し方がわかるの、
とってもいいなって思いました