子育てとNICコーチング

最近、NICコーチングに関する問い合わせをたくさんいただきます。

問い合わせの内容は、私が成功イメージやアファメーションを否定しているせいか、成功哲学を勉強している人たちから、「その方法を具体的に知りたいです」といったものばかりです。

説明するのは簡単ですし、説明文は公式サイトに詳しく記載してあるのですが、そもそもコーチングはやり方の説明で成り立つものではなく、一人ひとりに対するカウンセリングと指導で成り立つものです。

そういえば、少し前にレストランで会食をしているとき、隣の席で食事をしているファミリーがいました。

お母さんとお父さん、そして5歳ぐらいの男の子と3歳ぐらいの女の子に、おばあちゃんと思われる女性の5名です。

しばらくすると、隣りの席から何やら怒り気味の口調でお母さんと思われる女性の声が聞こえてきました。

「ちゃんと言わないとわからないでしょ！！……何が欲しいの！！……口に出して言いなさい！！……どうして欲しいの！！……」

お母さんが男の子を叱っているみたいなのですが、男の子は完全に委縮していて口を閉ざしています。

そして、これに追い打ちをかけるように、おばーちゃんと思われる女性が、「ほんと大丈夫この子？……妹のほうがしっかりしてるじゃない……学校いくよになったらどうなるの？……どうして欲しいのか言わないと知らないよ……」

幼い妹のほうは天真爛漫に何かを食べています。でも、お兄ちゃんのほうは、下をうつむき手をモジモジさせているのです。

お兄ちゃんのほうは内向気質で問題が起きたときにエネルギーを内側に向ける性質を持っています。内向型の気質をもった子供に対し、頭ごなしに威嚇すると、さらに意識を内側に向けていきます。

このような接し方をしていると、おばーちゃんの心配している通り、自己主張ができない人になっていきます。

しかし、内向性は生まれもってのものなので変えることができません。

では、どうすれば良いのかと言うと、気質はそのまま受け入れて、反応を育てていくのです。

つまり、内向型の気質を外向型の気質に変えようとするのではなく、内向型のまま自己主張ができるように教育していくのです。

頭ごなしに怒鳴ったりせず、耳を子供の口元に近づけて、小さな声でいいからして欲しいことを聞いてあげる。どんなに小さな声でもいいから言葉にできたらちゃんとして欲しいことをやってあげる。

もし、声に出せそうにないと思ったら、メニューを見せて「どれが欲しいのか指をさしてごらん……」といって、声に出さなくてもいいから、わずかな自己主張に種火をつけてあげるのです。

できるところまで落とし込んでから育てていくことを考え、行動させる。これがNIC理論の概念になります。

そして、現在の状態、先天性の気質、後天性のビリーフなど、その人の潜在意識で働いているものすべてを考慮し、あらゆる手法を使ってコーチングを行うのがNIC理論（ニューロン・インプルーブ・コントロール）コーチングです。

【イベント情報】
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●NICコーチングスクール

日時：2023年5月28日（日曜日）13時〜16時まで
場所：東京都渋谷区神宮前4-26-31神宮前Ｄビル3階
受付：12時30分より開始

※詳細お申し込みはこちらです
https://hayashisadatoshi.com/nic-coating.htm
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【ワークショップ情報】
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●催眠療法士育成コース・中級講座

※失敗ゼロの催眠誘導を学ぶ

日時：2023年5月27日（土曜日）13時より開催
場所：東京都武蔵野市中町２丁目１-１５
受付：12時30分より開始

※スキルコード有り
※詳細お申し込みはこちらです
https://hayashisadatoshi.com/hypnotherapy-2.htm
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【最高の幸せを手に入れるための恋愛セラピー】
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【新刊情報】

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