■準備書面について
妻の準備書面には具体的な婚姻関係の破綻行為として、次のようなことが書かれていた。
1.ロキから離婚の申し入れがあった
妻氏が間男からの肉体関係の誘いを拒めなかった要因のひとつである。
2.離婚したいとの手紙
8年前の4月頃、ロキは妻氏に対して、離婚したい旨を記載した手紙を交付し、離婚を強く迫る行為があった。
3.墓参り
4年前、ロキはお墓参りの際に妻氏だけを誘わず、子供とロキだけで墓参りに行き、妻氏を除け者にした。以降、妻氏は1度も墓参りに行けていない。
4.無断外泊
4年前から、ロキは家に帰ってこないことがたびたびあった。そのために、作った夕飯が無駄になることがたびたびあった。
5.暴言
妻氏はロキから侮辱的に暴言を吐かれることがあった。
6.誓約書作成の経緯
妻氏は不貞行為については、ロキに対する負い目があり、これで離婚に至った場合には、多大な慰謝料請求を受けるのではないかという恐怖心、そしてなにより、離婚によって子供たちと離れ離れになりたくないという思いがあったことから原告の要求に逆らえず、全てを丸く収めるために、ロキ作成した誓約書に仕方なく署名した。
つまり、本誓約書はロキの優越的な地位に基づいて作成されたものであって、妻氏が真意に基づき承諾したものではない。妻氏が本誓約書への署名をしていることをもって、不貞当時、ロキと妻氏との夫婦関係が破綻していなかったと評価されるべきではない。
なるほどねぇ・・・
こういう風に書くんだね。
で、これが事実かどうかを法廷で争うの?
それが争点??
仮に事実だったら「破綻」として認められるの???
まぁ、事実じゃない事もあるけど