ヨーロッパに端を発して世界規模にまで拡大したはじめての大戦から、東アジアの日本という小さな国に2発もの原爆を落とされて終結した第二次の大戦までの時間的な経過が、ほんの30年ほどだったというそのスパンの短さに、なぜか面食らう。
なぜだろう?
短すぎるという感覚。
ヨーロッパから日本という地理的距離にか。ヨーロッパから日本にまでたどり着く時間的な速さにか。
第一次大戦のはじまりが日本の敗戦によって締め括られるという理不尽にか。
エリック・ホブズボーム著「20世紀の歴史」ちくま学芸文庫。をペラペラしながら。
ユーラシア大陸でいま2つの戦争が拡大しつつある。