銭湯と共同の場 | 絵画的世界の窓

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GALLERYからの景色

 

昨年の暮れに開催したころころ企画「私の昭和歌謡」展に出品下さった

イラストレーターの上丸健氏がみえた。

 

`06年から携わっておられる杉並区の銭湯ポスターのデザインと原画の展示会を、

来月9月25日(月)~10月6日(金)、

阿佐ヶ谷の杉並区役所2Fギャラリーで開かれる、と言う。

 

銭湯です!

 

ぼくは一時期、銭湯に凝った。

 

出先で銭湯に出くわすと、

まあ、入ったね。

 

タオルも石鹸も貸してくれるから、

その手の心配はまったくなかった。

 

阿佐ヶ谷の銭湯も、

2軒は入った記憶がある。

 

その銭湯も激減傾向には歯止めがかからないようだけど、

聞くところによれば、

流行っている店は流行っているというし、

またスーパー銭湯は新たに出来ている。

 

新宿ゴールデン街にも最近出来たのだから、

驚きだ。

 

昔の、あのお寺のような屋根瓦の立派な日本家屋の佇まいの店は、

もはや見られない。

家族でやっていた経営は成り立たないんだろうな。

その意味では、あらゆることに言える。

 

銭湯談議に花が咲いた。

 

共同の場は、むしろ求められているのではないか。

Galleryにも通じる人の流れと創造。

出会いと別れの反復される場所。

 

大いに刺激になった銭湯談議だった。

 

 

Galleryころころ

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