那智を堪能 | 超ときどきブログ♡

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ポジティブな考え方や、スピリチュアルなことが大好きです。
ちょっとだけ、生活にシンクロが起こることがあります。

毎日の習慣はこちら!
○朝起きたら神棚にご挨拶
○帰宅したら玄関の涅槃図にご挨拶
○週末は地元の神社にご挨拶

旅は三日目、10月11日。

勝浦から那智へ。

飛瀧神社の前に車を停めて、徒歩で坂道の車道を上がり、階段の参道へ。

杖を二本、両手に持ち、地味に階段を登っていきます。

鳥居まで来ましたが、鳥居も脇の末社も改装工事なうで、お参りできず、手水舎だけ使用可能。

再び登り、次の鳥居が見える大階段の下に辿り着きました。

ここが写真ポイント(笑)。

そして大階段を登りきり、到着です!

すると、さーっと雨が走っていきました。

朱色の社殿は美しかったです。護摩木を一本火にくべてお清め。


神様にご挨拶して、八咫烏をお祀りしている社殿へ。


そして社務所で御朱印をいただき、烏王神符を購入し、社殿右脇にある御神木の体内巡りへ。


護摩木に願い事を書いて、階段で御神木の中へ。

外に出ると護摩木スタンドがあるので、そこに奉納です。

ここの御神木はご霊木感が半端ないです。

触れられるのを嫌う御神木が多い中、中にまで入らせてくださって、本当にいいのかしらと少し心配…。ぼけー


整備事業の賛同金も二人で納めさせて頂いて、神様からのおさがりをいだきました。

大体御札かなあと思っていたら、まさかのパズルでした(笑)。

なんとなくファンキーさを感じました(笑)。

隣接する青岸渡寺にもお参りし、仏様用の御朱印帳に御朱印をいただきました。


このあと、数組のグループと協力して滝をバックに記念写真を撮り合いつつ(笑)、古道を歩き飛瀧神社へ。

入り口で記念撮影をして、那智の大滝へと向かいます。

杖をバス停に戻したのを少し後悔しつつ(笑)、古道の階段を降りていきます。

到着した飛瀧神社、観光客はあまり居なくてこちらも快適でした。

御朱印をいただき、滝の近くまで行くため300円で御守をいただいて、去年の御守をお返しし、また階段を登ります。


足元はつるつるしていて、結構危なかったです。

滝の一番近くに行き、祝詞をあげました。

神様にご挨拶して、写真を撮りまくりです。


帰りの下りの階段がまた滑りそうで気をつけて行きました。

途中にある延命の水をペットボトル二本に詰めて、有料ゾーンを出ました。

売店には、霊風を送る熊野杉の団扇があり、すごーく選びに選んで一つ購入しました。

再び階段を地味に登っていると、途中でミミズに出会いました。

観光客は少ないとはいえ、階段を横切るのは余りにも危険です。

大きめの落ち葉に彼を乗せて、行きたそうな方向の安全な場所へ連れていきました。

再び階段を登り、無事に参拝終了です。


そして、新宮市へ向かい、ランチにお寿司屋さんに入って海鮮丼を食べました。


美味しかったわーー!😋

午後は神倉神社へ。

熊野速玉大社の元宮が530段ちょいある山の上にございます。

台風で風が強くなってきていたので、この日は登らず、下からご挨拶だけするつもりでした。

んが。

こんな風でも地元の人は登ります。

ここまで来て登らないのか…そんな思いも。

観光客のおじさん達は「あなたたちはお若いから行けるわよー」なんて言います(笑)。

しかも、去年来たときは社殿の前で親切なオバサマに「また新宮に来てくださいね」と声を掛けていただき、「これは神様からのメッセージだなぁ」と二人しておもっていただけに、登らない選択肢はないのではないか、という思いが溢れ…(笑)。

途中の摂社まで行くことにして、杖を握りました。

ここは始まりがすごく急な階段で、正直怖いのです。

私達の横を、ロマンスグレーのおじさんが登っていきました。

こりゃ、年齢的には行けるってことだよなぁ…うーん、うーん。

ゆっくりと我らのペースで登り始めました。

ロマンスグレーのおじさんは、途中の摂社にもちゃんと行きます。

旦那さんが「きっと、台風が来る前にお賽銭を回収している神主さんじゃないかな」というとおり、おじさんの手には白い袋。

おじさんはゆっくりと私達の前を登って行きます。

すると、普通は「道」じゃない所を歩いて、岩と岩の間に消えました。

そしてまた現れて、また道ではない所を歩いて、社殿へ。

我らは「どうする?怖いけど同じ道を行ってみる?」と、大きな岩の上をおじさんが歩いたところを辿っていくと、神様が降臨された巨石と巨石の間に幣が立てられており、神聖な場所だと分かりました。

おじさんが居なければ、気付かなかった場所です。

そうか、神様がここを教えてくれたんだ、去年は気付いてなかったんだもんなぁ、来年は教えてあげるという意味だったのかと、納得。

そして、本来の社殿に手を合わせて、新宮市を山から見下ろし、またこの景色を見られたことに感謝しました。


写真を沢山撮らせてもらい、そろりそろりと階段を降りて帰りました。

次は熊野速玉大社へ向かいました。

こちらの手水舎には、象の鼻をもった龍がいます。


境内にはほとんど人がいません、快適!

熊野速玉大社と神倉神社の御朱印をいただいて、牛王神符を購入し、こちらでも全ての社殿に祝詞をあげてご挨拶できました。


第一社殿で祝詞をあげているとき、私は伊邪那岐様かと思っていたのですが、女性の神様が浮かんできて、あれ?伊邪那美様?ここ、伊邪那岐さんじゃない?とかハテナが飛びました。

後で分かったんですが、伊邪那美さんの社殿だったようです。

その後、伊邪那岐さんや須佐之男さん、天照大御神などなどにもご挨拶。

さて、お次は本日最後の阿須賀神社へ。

阿須賀神社では、台風対策に幟旗を回収してまとめたりされてました。

まずは社務所で御朱印をいただきに。

オバサマがいらしたので「今日は宮司さんは?」とお聞きすると、「いますよ、そこで作業してたと思います」と。

おお、先程のあの方が宮司!!

と、社務所に宮司登場です(笑)。

朱印帳に去年とは違う文字で書いていただきました。


そして、去年は笛を吹いて頂いてとお話すると、良かったらと、今年も社殿で演奏してくださることになりました。

宮司さんは西さんとおっしゃいます。

一般的な宮司さんとは一線を画した方で、とても気さくで正直で、人間的なのですが、音楽の才能が溢れていて、作詞作曲もされているのです。

この日は笛で一曲、その後歌を一曲披露していただきました。

歴史ある神社の社殿にはある意味違和感のある曲なのですが、神様が宮司をとても気に入っておられて、可愛く思ってらっしゃるのがよく分かるのです。

笛の演奏では、高音を出す部分が何度かあるのですが、そのたびに大きな風が拭き、境内の木々がザワザワザワザワーッと音を出して流れていきます。

台風ということもあり、その迫力はすごいのです。

おそらく宮司は、そんなこと気づかずに演奏しておられたかと思います。

宮司の歌は優しくて、純粋な思いが満ちていました。

上手に歌おうとしているのではない、詩にも曲にも、宮司の思いがこぼれているのです。

タイトルは「死んだらあかん」です。

演奏が終わると、社殿の前でいろいろとお話をしてくださいました。

宮司にも辛い時期があったことや、素晴らしい方との出会いとか、奥様のこと、私達とは縁があると感じていると言ってくださったりと、有意義な時間でした。

私達も、宮司とは何か縁があるのだと感じてました。

2年も続けて社殿に招き入れていただき、演奏を聞かせてくださった。

そして、宮司が教えてくださった方の名前を検索したところ、本当に、まさに、私と縁のある神社にピンポイントで縁のある方でした!!

阿須賀神社は和歌山で、私は関東に住んでいて、その方は岡崎在住で、縁のある神社は天橋立です。

こんな偶然、なかなかないです。

もしかしたら、宮司を通じて彼女との縁が繋がるかも知れません、それはそれで楽しみです。

ということで、宮司との楽しい時間を過ごして、新宮市駅前のホテルへチェックインです。

ホテル前の居酒屋で、めはり寿司や熊野牛をいただき、日本酒も堪能しました。

外は大荒れの天気です。

とうとう台風が最接近してきました。ガーン