お題は 散 歩でした


この画像から作品宜しくお願いし

ジャンル問いませんので
(俳句、短歌、ポエム、手紙、
エッセイ短編小説など)
ジャンルをお書きいただき
コメントにて作品をお願いします
ジャンルで一人5作品でお願いします
俳句5句、短歌5句などです
エッセイ、短編小説、ポエムなどは

1作品でお願いしますとの事でした


では作品発表です


(俳句)

幼き子
共に歩むよ
お散歩を

作リーヌさん


(川柳)

芭蕉さんの「箱根こす人も有るらし今朝の雪」

をお借りして 

10Kmこす人も有るらし散歩道

作タケノバンブーさん


(俳句)

新緑の
香り(かほり)ふんわり
背中押す

5月の新緑の香りが散歩中の背中を押してくれる
という句です。夫婦・恋人たち、犬と散歩かも❓


今日もまた
ハチ待つ渋谷
春夕焼け(ゆやけ)

渋谷駅で飼い主を待つハチ公を思い浮かべました
この後に上野教授と一緒に家へ帰る(散歩する)
のが待ち遠しいポチの様子です。いかがでしょう

作やっくんさん

(俳句)
亡き犬と
歩いた路が
花盛

作nyagoさん


(俳句)

木陰までスナップ効かす半ズボン

夏散歩ひねくれ者の膝っ小僧

作osusinosuさん 


今回のお題は 散歩
幼かった 我が子との
散歩の様子を 俳句に
しました

俳句
さつき 晴れ
幼き 我が子
てくてくと

藤ヶ谷智栄美さん


(ポエム)

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作八月乃 暖穏さん

お題「散歩」 四首

人生も今日の散歩もあてもなく
左右の脚の赴くままに

いちにいっと散歩コースのエクサイズ
足がもつれて知るわが齢

散歩道ふと溢れたる鼻歌に
鳩がほほうと頷いている


休日は距離も速さも競わずに
散歩ぶらりと四季の折々

作野乃みちをさん


(ポエム)

歩く、あなたと

川の岸辺、桜の小道、夏の沿道


雪の公園

並んでしゃべって、手を繋ぐ

他愛ないことほどうれしくて

いっしょに笑う散歩道


今日は小雨のしあわせ小道

明日は晴れるかな



歩く、あなたと

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作あさこさん


(短編小説)
題名 海辺の散歩道
岬 あかり(みさきあかり)

海辺の静かな街に住んでいる岬あかり
は毎朝の散歩が日課になっていた。
あかりはいつものように漣を聞いて
磯の香りを嗅ぎながら砂浜に座って
白い帽子を顔にかぶせて横になって
いた。
「今日も磯の香りがして気持ちいい」
そう言うあかりは目を閉じてお日様の
光を浴びていた。
帽子を顔にかぶせて横になっていたら
その帽子が風の悪戯でフッと飛んで
しまい、波打ち際に飛んで行った
その帽子を拾ってくれた少年が
あかりに声をかけた
「これ、きみの帽子?」
見たら日に焼けた歯の白い少年が
あかりの方に歩み寄り帽子を持って
きて手渡してくれた
その白い歯の笑顔にドキッとなり
あかりは少し恥ずかしくなり焦り
ながらお礼を言った
「あ、ありがとう」
帽子を受けとったあかりに少年は話し
かけた
「ここは、綺麗な海だね」
そういう少年にあかりは頬を染め
ながら
「あなたは、旅行にでもきたの?」
「旅行か?そうかも知れないね、
この綺麗な海はきっと何年経っても
変わらないのだろうね、きっと。」
そう言いながら少年は去って行った
次の日も同じ時間に少年は波打ち際に
いた。
あかりに気付き少年は近付いてきて
たわいのない話をして帰っていった。
そんな日が10日も続いただろうか?
「今日は満月だね」
少年がもの悲しくあかりに言った
「満月がどうかしたの?」
あかりは少年に聞いた
「満月、あの地平線に日が沈み
満月がでる、今夜でお別れなんだ」
少年はあかりに呟くように言った
のであかりは聞いた
「満月だとどうして?お別れなの?」
「僕は明日飛び立つ事になってるから」
「飛び立つってどこに?」
あかりが聞いた。
「僕は、遠い過去からきた僕のいる
時代は昭和20年、僕は特攻隊員だ」
「何を言ってるの?今は令和で
2024年よ」
あかりはバカバカしいと思ったが
少年はその証拠にあかりに見せた
「これ?」
あかりは少年が見せた物に驚きを隠せ
なかった
少年の手には「神風」と書かれた
日の丸の手拭いだった。
少年はその手拭いを額にしっかり
巻いた。
あかりはまだ信じられなかったが
少年は話した
出撃が決まったその日にこの浜辺に
うたた寝をしていたら
「死ぬ前に同じこの浜辺の未来が
見たい」
と強く念じたら君の姿がみえたのだと
話した
そして満月の日迄が命のカウント
ダウンなのだと。
きっと未来のこの浜は変わらずこの 
美しさを保っているなら自分は
命をかけても惜しくないと話した
あかりはそんな事を涙ながらに話す
少年に言った。
「ばかげてる、あなたは今ここに
こうして生きている、このままここに
いればいいじゃない」
そういうあかりに少年は悲しそうに
笑ってあかりに敬礼をして笑顔で
去って行った。
「待って〜」
あかりは涙に濡れた頬をみて静かな
浜辺を見つめていた。
長い夢をみたように家に帰って
何気に古いアルバムを見てびっくり
した
その浜辺の夕日を背にして写っていた
少年はあの、日の丸の手拭いを
しっかりまいた少年でそれはあかりの
父親の祖先だった。
不思議な体験をして時空を飛び越え
過去に行ったのはあかりだったのだと
その時あかりは気付いた。
その少年の手にはあかりの白い帽子が
手に握りしめられていたのだ。
あかりは父親にこの古いアルバムを
指さして父親の義人(よしと)に聞いた
「そう言えばじいちゃんが言ってた
なぁ、爺ちゃんの父親が特攻兵だった
ようで、飛び立った日にエンジン
トラブルがあり不時着を余儀なくされ
た時に浜辺に浮かぶ白い帽子が見えて
それを目印に不時着できたって
言ってた。
その白い帽子が見えたから命が助かり
それから終戦になり特攻しなくて良く
なり命拾いしたとか聞いた事ある」
あかりはこの父の話で全てを理解した
あかりは時空を超えて父の祖父の
父親と浜辺で会っていたのだと。
この不思議な体験はあかりの胸の奥底
にしまい込み一生誰にも話さずに
いようと誓った。
あの海辺の散歩道あかりの先祖の
若かりし少年の事は決して話さず
平和な海辺を散歩する日々がいかに
大切な幸せな時間かをあかりは改めて
心に思った。

[完]この物語はフィクションであり実在の

人物・団体とは一切関係ありません

(俳句)

浜辺にてうたた寝の中夏帽子

作こめっ子

ご参加ありがとうございました

次回も宜しくお願いしますm(_ _)m 

※作品作って掲載されていないとか誤字間違いあればコメントにて遠慮なくお申し出ください訂正させていただきますご自分の作品に解説希望等の方付け加えさせていただきますのでコメントにてお申出下さいまた作品掲載中でも作られた方もコメントにてお願いします今回も皆さんの秀作出揃いました

前向きコメントでお願いします次のお題作品が

楽しくできるので宜しくお願いしますm(_ _)m今回も沢山の作品がありもしあれ?載ってないよという作品あればコメントにてお申し出下さい

また一人1ジャンル5作品迄で宜しくお願いします例俳句5句短歌5句などでお願いします

※文字数制限の為作品に影響なく組換しました