反抗期のそなえ。 | 中身はまだない。

中身はまだない。

なんの変哲もない普通の日々を送るただの人の話。

子供の遊びに付き合うのが苦手です。

 

いま息子は「逃走中」ブーム。

黒のブロックをハンター、白のブロックを逃走者に見立てて、追いかけっこするのです。

息子はハンター役、私は逃走者役。

 

「ハンター、放出」

「ハンターは、神出鬼没」

「ハンターの視界から、消えた」

とか逃走中のナレーション(マーク・大喜多さんというらしい)をマネしながら、

黒ブロックを両手に持った息子が白ブロックの私を追いかけてきます。

 

これがもう、ほんま言うてめんどくさい。

 

逃げるって狭いリビングでそんな逃げる場所もないし、当然すぐ見つかって追いかけまわされるんです。

しかも「やばい、見つかった!」「よーしここならハンターも来ないだろう」的なセリフも言うて盛り上げなあかんし。

 

でもとにかくこれをやりたがるので、1日2回、1回10分と決めてやってます。

 

これだけ親と遊びたがるのもきっと今のうちだけでしょうし。

噂によると、小4ぐらいで「お母さん来て・見て・聞いて」期は終わるらしいじゃないですか。

そしてその後、いわゆる反抗期とやらに入っていくんでしょう?

 

「なんやねん」「こっち見んな」「はぁ?」と言われる日が来たときに、

ああこんなことなら、小さくて可愛いうちにいっぱい一緒に遊んでおけばよかった!!

って後悔するのは嫌なので、めんどくさくてもしっかり付き合っておきます。

 

未来の自分のために、今がんばる。

 

まあたった20分のことやし、そのうちブームも去るんでしょうけどね。

 

「今日はハンター4体放出するわ!」とのことなので、一生懸命逃げ回ります。