阪神淡路大震災から25年、その記憶も失われつつある・・・のかもしれない。

2019年秋、台風による大きな被害を受けた千葉県。

ニュースを見ながら、阪神淡路大震災以降、いろいろ大きな災害があったが、すべてがどこか他人事だったんだと痛感した。

我が家も、住む地域も、特に被害はなかった。が、防災グッズを見直し、ポータブル電源を新たに購入し、防災用の食料も3日分から1週間分へと見直した。

そして、昨年末発行の金平糖ニュースふゆ号の特集は、防災をテーマにした。自助・共助・公助の観点から防災を考えることにした。共助について調べていた時、社会のひずみや差別意識が災害時には、大きな問題になることを感じた。

阪神淡路大震災から25年について書かれたニュースに、次のよう文章があった。

災害時に露見する問題は、突然生じるのではなく、普段からある格差や問題がより深刻化するのだといわれます。当時被災地で何が起きていたのか、真実はいまだ闇の中です。

 あれから25年。災害も相次ぐ中、私たちの社会は、女性たちの声を受け止められるようになっているのでしょうか。

阪神淡路大震災から25年の今日、防災について考えることこそ、災害の記憶を残すということではないだろうか・・・と思う。