NHKスペシャル「ミッシングワーカー」

仕事につくことができない中高年。

その背景にあるのは、非正規・独身・介護・・・

 

番組で紹介されているのは、介護にまつわる家族の話。

ということは、介護の問題とミッシングワーカーを結び付けているのではないか、と私は感じた。

 

が、それにしては、ちょこっとしか触れなかった(ちょこっとだけは触れた)介護保険。

 

そもそも、家族が介護に翻弄されなくてもよいためにできたのが介護保険の制度ではなかったのか。

 

番組では、繰り返し、施設入所ということを言っていた。

 

ようやく親の施設入所を決心し、自分の生活の立て直しへと向かう息子。

一方で、施設には入りたくない、と遠距離介護をする娘にいう父親の姿。

 

って、そもそも、一人暮らしでもお家で最期まで・・というのも、介護保険の目的ではなかったのか。

 

・・・私の理解が間違っているのか?

 

番組に出てきた家族の、介護保険の利用状況などについては、一言も触れていなかった。

ただ、施設入所のことばかり・・・

収入が少なくて、介護保険の利用ができなかったのか?

収入が少なくても、介護保険を利用する手立てはないのだろうか?

保険料が払えない場合、何か、手立てがないのだろうか?

家族は、ケアマネージャーへの相談などもしていなかったのだろうか?

行政の助けを受ける手段はないのだろうか?

 

あ~、なんか、もやもやするむかっ

 

働きながら、介護できる介護保険制度を求む!!
介護で仕事をやめななくてもよい、働き方改革を求む!!!