がん患者同士がおしゃべりする
がんサロンに関わっていて
心に残った言葉が、いくつかあります。

病になり
昔のように、体の自由が効かなくなった
昔のように、ばりばり働くこともない
世話になることの方が多い

そんな思いから
もう、自分には社会に対してできることなどないダウン
との思いが少なからずあったサロンの参加者。

でも
ある人は
乳がんを告知されたばかりの人へ、助言ができたと笑顔を見せ
また、ある人は
タオル帽子、これなら私にも作ることができる
こんな事でよかったら、いくらでもしてあげると笑顔がこぼれた。

そして、笑顔とともに口にしたのが
「ああ、まだ私にも出来ることがあったんだ」アップ
という言葉でした。

そうです。
病になっても、出来ることは、たくさんあるはずです。

でも、悲しいかな
今の日本の社会は、まだ、その事に気づいていないように
思えます。

ピアサポートは、その事を気づかせてくれる活動でも
あるように思います。かお