大きな大きな分岐点 | にしにしのブログ

にしにしのブログ

ブログの説明を入力します。

スタートラインに立てましたか?
その1歩を踏み出す勇気は出ましたか?
そのための準備は大丈夫ですか?

『やり残したことはありませんか』

この問いにだけは首を縦には振れない自分がいます。

もっと笑えたんじゃないのか。
もっと楽しめたんじゃないのか。

『もっとみんなと話していたかったんじゃないのか。』

もっと・・・もっと・・・

上げれば終わりが見えないほどに後悔してきたんじゃないのか。

最後の学生生活。何ができたんだろうか。

実習して保育のことを身に着いたのかもしれない。
座学で面倒な講義を受けて少しは身にはなったのかもしれない。
先生に怒られてためになったことがあるのかもしれない。

でも、そんなことよりも、大学生活で多くの人と関わって
数少なかった男子とも友人・・・いや親友ができたこと。

卒業式の前日の予行練習の日。みんなで飯を食べに行くとき。
俺はどうしても行けなかった。泣くのが嫌だったから。
卒業式が終わって外に出て皆で話してたけど実はクッソ泣きそうだったから一足先に帰ったこと。
家に帰って一人で泣きそうになってたこと。

本当に卒業したくなかった。なんで卒業するんだろう・・・
したくないのに・・・

こんな時だけ口数が少ない父の言葉が思い出されます。

私の母方の祖父が亡くなった時、私は小4でした。
唯一の祖母だったのでその時は3日近く泣いてたのを覚えてます。

月日は経ち、一回忌が終わり。三回忌が終わった。
その三回忌の後の車の中で私は父と2人で帰っていました。
その時私はまた泣いてしまい、その時の父は自分こう言いました。
「男が泣くときは自分が生まれた時、自分の卒業式、
親戚が死んだとき、自分が死ぬ直前だけだ。」

私の父は本当に口数が少なくあまり話してくれなかったのにその車の中では
自分にすごい話しかけてくれていました。

そして卒業式が終わって次の日の今日父がこんなことを。
「お前が今まで何度も挫折しては立ち上がってきたのは俺やかーちゃんのおかげじゃない。
お前は今後どんな仕事に就くのかは俺たちは口出しは一切しないし、
するきもない。自由にすればいいと思ってる。でもな
挫折から立ち上がったのは俺やかーちゃんのおかげじゃないからな。
お前のことを心配してくれた。何度も笑わせてくれたお前の友達のおかげだからな。
それだけは忘れるなよ。」

父がこんな長文を話すとは思わなかったのでその場はすごい凍り付くような空気でした。

続けて
「友人には本当に感謝しろよ。そんで友人の前でだけは絶対に涙は見せるなよ。
笑ってれば絶対に助けてくれる。俺の家は残念だけど金持ちじゃない。
周りの友達は呑みに行ってゲームセンターとかに行って1日で1万使うのは当たり前。
パチンコ、スロットとかもっと友人と行ってこいとかも言ってやれなくてすまなかった。
俺はほんと情けないと思ってる。もっと楽しいことを教えてやりたかった。
俺は結構そういうことやってきたからな・・・
麻雀もやったし俺の大っ嫌いな遊園地にも行った。
でもお前には本当に何もしてやれなかったな。
本当に短大の金ぐらいは出してやりたかったけど結局奨学金借りさせたよな。
こんなんで本当にすまなかった。
お前の話を聞くと今日ジュースおごってもらったとか
友人が誕生日だったから皆でご飯食べに行った話をしたときお前は
あんな高い肉食べたことなかったからビビったとか言ってたな。
金銭面は相当お前の友人には迷惑かけたと思うからそこはしっかり謝っとけよ。
友人は本当に大切にしろよ。わかったな。
はい。今日の話は以上です。」

と言い話が終わり何事もなかったかのようにテレビや皿洗いに行った両親。
その後私は自分の部屋で泣きまくりました。

で今に至るというわけですw


もう一度言いますがうちの父は本当に口数が少ないですw
こんなに会話したのは多分三回忌後の車以降初めてですねw
自分が小学2年の時サッカーをするときも
「いんじゃない。」の一言でしたw
そのぐらい口数は少ないですww


でも私の親友は本当に金銭面では本当に感謝してます。
いくら自販機でジュースをおごってもらったかwもう数えられないですねw
卒業記念パーティも出なかったのも、飯食べに行くのも
泣き顔を見られたくなかったからですwすみませんでしたw
お許しくださいw3時からバイトとか嘘ついてすいませんでしたw

一緒に講義を抜け出すときに俺がドアに肩ぶつけて大きな音がなって皆の視線を
こっちに向けてしまったこと、すみませんでしたw

講義休みすぎて一緒に単位落としたこと、すみませんでしたw

俺が車持ってなくていつも乗せてくれたこと、本当にすみませんでしたw

皆でガンダムやる時にしらないおっさんが入らないように考えてた時
楽しかったですw

ピアノが出来なくて俺らで教えてた時、楽しかったですw

もうほんといっぱいありがとうございました!

そして・・・本当に・・・本当にすみませんでした。


これからは皆別の道を歩むと思います。もう会えないかもしれません。
でも、でも絶対にみんなのことは忘れません。
どれだけの感謝の言葉を用意しても、どれだけの謝罪の言葉を用意してもしきれません。

この学校に入学したのはきっと私にとって重大で、大きな、大きな選択肢であり、分岐点でした。

でもこの分岐点で私は満足しています。みんなに会うことができたから。

それと、なによりも
















楽しかったから!