eating memorial }摂食障害の回復期の心と体 | maro's diary

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私の今までの人生で経験した事やこれからの事を記録として残してシェアをしたいと思います




eating memorial
[回復期の心と体」


摂食障害を発症 回復期を経た私の記録のシェア

誰かの考え方の選択肢になればと思います
参考程度に読んで下さい











メカニズムについて知識を持って分かる事
摂食障害の回復には
継続した健康と時間が必要という事です









体はサイクルや自然の法則がありますから
適切に対応すればなるようになるんですね

(大まかに言えばです)

ですが「摂食障害」は「心の病気」です




単に体の問題ではないから
回復までの道のりが長く回復期は険しい道です

そのバランスが大切だと思います




回復期は体を回復させるだけの期間ではありません



精神疾患である「理由」である
生き辛さだったり悩みであったり
心の問題と向き合う期間だと思うんです


勿論、体だけを治療するのも回復期と言えますが
心の問題を抱えて体だけ元気になったとして
その後の「人生」はどうなるのでしょうか?


摂食障害は再発率が高いのです





私が回復期で意識していた事をまとめます



1. 食べられる時に食べられるだけ食べる


はじめにご飯を食べてみようとトライします
気持ちは立派で素晴らしいです
難しいのは行動に移さなければならない事

食べなければ栄養にはならないのです




最初から、全部食べる、苦手なものを食べる
そんな無理をする必要はありません


 
0か100の極端な考えでは苦しいばかりです



安心して食べられるものはありますか?
ゼロカロリーのものでも構いません


何か選択して口に入れて飲み込むこの一連の動きが凄い事



まずは、カロリーや栄養など気にせずに
自分が「美味しい」と思えるものを食べたり飲んだり
安心できる「許可食」から始めました



朝と夜の過食嘔吐と拒食症の私
お昼ご飯だけサラダを食べて夜は過食嘔吐をする
最初はこのルーティーンからでした


次第に、朝ごはんにサラダチキンを食べてみたり
間食にゼロカロリーを食べる


できる範囲をコツコツと、積み重ねて練習しました




少しずつ栄養が入ってくる体の安心感
一連の動作に慣れた心の作用なのでしょうか?

夜の過食嘔吐を自然と辞める事ができました



過食嘔吐をする理由は
「太りたくないけど食べたいものが食べたい」



拒食症を克服する過程で
少しずつ味わう楽しさや勇気を身に付けました

 

わざわざ詰め込んで過食しなくても
その後に不安で吐くという行為をしなくても
楽しめるんじゃない?と思えたんです



夜も、食べられるものを食べられるだけ
スープや低カロリーのものから
炭水化物は口にせず、まずは行為に慣れる事



何事も、癖付けのように練習をする感覚です





2. 数字に囚われない




健康診断で体重測定などをする方もいますが
私は体重が全てではないと思う人です



日によって変動するものですし
人によって体質や体格が違います



体重から割り出されるBMIなども
近年は不健康な体重に
シンデレラという名称をつけているので
アテにするものではありません



まずは、体重やBMIという見た目を表す数字
これらを意識しない意識、努力をしました



カロリーや成分表の数字も同じです
その数字が体に付くのではありません

栄養となって体にパワーをくれるものです



そして白米を何g食べる
1日に○○カロリー食べる

そういった数字の目標を持つ事を辞めました




回復に向けた前向きな目標ではありますが
実際にこれから生きていく上で
毎食、g数やカロリーを計算するのでしょうか?



「これから」の為の「回復期」です



回復期の食事から数字と距離を置く練習をしました
(食べるペースや食の回数や質も同様です)




3. 回復過食期のメカニズムを利用する




体重というのは中々増えません
一気に増えた体重のほとんどは浮腫や便です




実際、健康体になるのは時間が掛かります
それまでに食べ続けなければならないのですが
かなり、メンタルは苦しくなります


回復過食期は名前の通り
回復の為の過食」です




必要な分だけ体は食欲となってサインを出します



心も体も「安心」を感じてくれたら
(つまりは健康状態に戻った場合)
波のように過食欲は引いていきます



思ったよりも長く回復過食期は続きますが
理由がある事を忘れないで下さい



私も回復過食期の波に戸惑う事もありましたが
必ず治るし、我慢しなければ早く終わります



我慢するというのは食べる事を我慢する事
過食欲に罪悪感を感じるストレスなどの事です


それらのストレスが過食欲と繋がる原因で
我慢=不摂生(結局、栄養にならない食事)で
いつまでも健康に足りない状態の体から
「もっと食べて」と食欲のサインは止まりません



回復過食期の私のモットー
回復過食期を早く終わらせる為に過食する



食べたいものを食べて心を満たす
食べたいものを好きなだけ食べる事で
体も心も元気になる
一石二鳥だと切り替えるしかありません



葛藤や不安や恐怖はあると思いますが
回復したい気持ちを優先したら
回復過食期を利用する方が簡単でした



抗って足を止めるよりは楽だと個人的に感じます





回復期の体と心のバランスはとても大切

両方が両方に良い作用と悪い作用をもたらし
バランスを保ってくれると思います


病気の治療ですから
毎日の積み重ねと時間の経過が必要です


簡単に治るものではありません
でも、必ず治るんです


回復の先に「どう生きたいか?」を考えて
今だけじゃなくこれからを考えて
回復期はこれからの練習する事と捉えます






回復期についてザッと書いてみましたが
他に質問などがあれば
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質問受け付けております


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