回復に対しての葛藤 & 近況報告 | maro's diary

maro's diary

私の今までの人生で経験した事やこれからの事を記録として残してシェアをしたいと思います


お久しぶりになってしまいました
近況報告も兼ねてなのですが

Twitterで回復に向けて頑張っている素敵な方から
ご相談を頂きました

誰もが前に進む時に思う事だったり
自分との向き合い方に対しての葛藤などが
過去の自分にも重なる思いもあり
回復期に悩んでいる方に参考になればと思い
その内容を“Ameba blog”に掲載しても良いという
本人様からの許可を頂きましたので
そのDMの内容をここに載せておきます






以降 赤文字 相談者様
黒文字 私







maroさんこんにちは
突然dmすみません
前質問させて頂いた名前です

拒食もかなりましになってきてたのですが
実は春から大学が始まって忙しさやそのストレスから
夜に過食して日中控えてという生活をして
体重も減ってしまい、拒食も悪化しています

病気が良くなることもなく
回復期半年くらい長引かせてしまってます

何も良くならないしむしろ悪くなるってわかってるのに辛いです

拒食長引かせてたら過食になる反動でかくなるって知ってるのに行動出来ず夜になったら好きなだけ食べるこの習慣が嫌で日中も好きなように食べたいです

このままの頭(考え方)だと過食症になりそうで不安です

事実、夜ご飯に食べるために日中控えてしまってて
おやつもチューイングまでしだすように悪化してしまいました
以前通院してた病院も今はかよってないです
でもこのままだとほんとに良くない方向へ行きそうで怖くて
この場合、やはり通院はし直した方がいいのでしょうか?
心の問題は全然改善してないと自覚しててだからこそまだ過食や拒食という手段に頼って低体重を長引かせてしまっているんだと思います


でもやはり家族だけだと良くならない上
悪くもなってしまっているので
1つ思い当たるのは高校の時もだったのですが
ありのままの自分を否定されるという思い込みから
なかなか本音を周りに言えないことや
心から本音を言える友達がいないことが
病気に縋り付く1番の心の問題なきがしました

大学も今はずっとひとりという訳では無いですが
ご飯は独りだし、拒食を発した高校と同じで
本音を言える友達もいません
独りだと頭が食べ物でいっぱいだし
なんなら病気と友達って感じです

あと、大学の大変さもあるので
日中はその辛さを耐えて
ご褒美として夜の過食をしてる感じです 

これを先に直す前にまず体重増やすのが先でしょうか
でもこのマインドで明日日中からしっかり食べれるかも不安です
文面まとまってなくてすみません
とにかく今は辛いのと明日が怖いです
ずっと頭の中は食べ物だし
食べること以外の趣味も見つからないし
一生幸せになれない気がしました

もうこんなに苦しむなら消えたいとかまで思っちゃいます
すみません



誰しもが【自分らしい幸せ】と【一般的な幸せ】
区別したり比較の対象としてしまいやすいと私は感じています
名前さんが摂食障害の心因の一つと考えている事も
事実だと思いますが、その今までの対人関係が
「何故否定的」に自分を思わせてしまうのか?
というところが、私は大事だと思いました
友達が多い方が良いのか?どういうものを理想としているのか?
現実とのギャップを作っているのか?
それでいいますと
【痩せている=綺麗】
【痩せている=すごい】
自分だけの偏見の中で生きてしまっていて
自分が1番苦しんでいるような感じですかね


家族だけで解決する人もいれば、しない人もいます
私は病院にも行きましたし
家族のサポートもあったけど
結果1人の問題で1人で闘ってきたなって印象です
なので、名前さんのやり方次第なので
通院するのかしないのかは
自分の直感やフィーリングで決めた方が良いと思います


過食症を恐れているのが、今食べてる事のゴールになってるように文面から感じました。過食症になる、つまりコントロールの効かない自分への怖さと、体型への執着が感じられました。なので夜沢山食べる分、お昼我慢するなどのアンバランスさがみられるのだと思います。

心の問題もありますが
もっと単的に客観的に考えると
分かりやすく理解に落とし込める時もあります

まだ痩せていたいから、我慢したくなるんだろうな
食べられないんだろうな
別にお昼も普通に食べておやつも食べて夜も食べればいいのに
それができないのは嫌なんだろうな
のような感じです

それを無理にと言いますか
私生活との問題に結ぶ必要もないと思います

摂食障害が私生活にも影響を及ぼしているので
心と体を一旦別に考えて
体の栄養や健康状態を整えてから
私生活の事や心の問題を考えるのも一つのやり方だと思います
私はそうでした

低体重の時は脳が萎縮しているので
物事を正常に判断できていない状態です
怖いのは
【それでも今私はまだ大丈夫、元気、】
という感覚にもなれるところです

まずは体を治して、ちゃんと考えられる自分になってから
向き合っていく面と今も一緒に考えなければならない面は
名前さん自身が1番分かるところではないでしょうか?





とてもご丁寧にありがとうございます。
まず、わたしのためにわざわざ時間をとって
返信下さってとても嬉しいです。本当に感謝です🥲
やはりまずは病気を治すことが1番ですよね😔
正直凄い不安です

もう拒食症を発してからは1年も経って
克服を決意してからは半年以上経ってしまい
拒食の体でも生きていけると勝手に脳が反応してしまい
危機感が持てませんでした

でもただ今の私は痩せて安心材料にはなっているけど
すごく辛いし毎日消えたいし痩せ以外には何も無くて
ほんとに変わりたいです

まろさんのおかげもあって前向きになれて
まずは体重を戻すことを頑張ってみようと思えました
本当にありがとうございます

あと私の元々の性格上昔から
相手の機嫌をうかがったり
こう思われてるからって決めつけたりしてしまうのですが
どうやったらましになるというか改善しますか…🥲

友達などの輪に入るのが昔から苦手で、。
ほんとにクラスに少し仲のいい子がいればいいって感じで。
あと一人も気楽で好きです

でも体重が戻った時に
食べること以外で心を満たす手段を手に入れたいと思ってます
心を満たすことが
友達関係だけにフォーカスするのも良くない気もするけど
今は友達関係への不安から
ストレス発散に過食や拒食などを生んでる?気がして、、。
凄い難しい質問ですみません

 


今の体の状態だと、飢餓状態なので
「命を繋ぐ事」にしかフォーカスできないようになっています
だから

食べる事に夢中になるし
食欲もその分湧いてきます、必然です

私が回復期で意識していた事は「過食を防ぐ為に過食する」でした

防がなくてもいいのですが、とはいえ怖かったのは私も同じでした。その時はそうやって考えてただただ食べたいものを食べたいように食べました。体も脳も心も一つに繋がってるので、体が元気になれば脳も元気になってそこから心の変化に繋がるので、時間はかかるかもしれませんが食べる事以外の事もできる元気をまずは食べる事からエネルギーとして蓄えてください!




分かりました
明日からもしっかり食べます!
回復はやはり早い方がいいですよね

でもひとつまた不安があって
今は低体重だから故に食べる事を肯定してる気がして
そういう安心感の下でなんとか食べれています
低体重だから食べてもいいんだよ
たくさん食べてしまうのも無理ないよって感じで

でもこれだと標準体重に入った途端
食べる自分を許せなくなって
拒食に戻ってしまうんじゃないかと危惧してます
だからなかなか前に進めなかったり
この期間を先延ばしにしていたいって思って拒食脳が出たりします

これでも早く回復した方がいいんでしょうか
標準になったら過食症になるとかではなく
ただ単に好きなものを食べられなくなるのでは?
と恐れている気がしました😔




それも、これからまだ先の話です
今の自分で考えられる範囲はきっと痩せに執着した脳の考えです
割り切って、戦うのが回復はの早道かな?と
個人的な意見ですが思います





maroさんすみません。
やっぱり日によってなのかもしれないのですが
不安に思うことがありました🥲

誰にも今相談できない状況なので相談させていただきたいのですが
最近ストレスで過食している気がして不安になりました

私は回復期で過食がすごく
また、日中学業のストレスで夜に過食する毎日で
でも学業は辞めたくはなくて
辞めてしまったらより生きる価値がないって思いそうで、。

最近ストレスを感じると食に逃げていると感じるようになりました

日中は大学が忙しすぎて
友達ともろくに会話せずなんとな生き抜かなきゃって思って
まともに昼ごはんを取れないのも関係してると思います
そして帰ってきて夜に食べてる時だけが
生きてる心地がするというか、だから毎日夜に過食してます。。

それ以外
日中大学ではとにかくしんどくて辛くて
早く夜にならないかなとかめちゃ悪い思考になってしまってます😔

今日なんかは嫌なことがあって夕方過食衝動が酷かったです
今は低体重だから
夜の過食は体の自然な欲だから許されるかもしれませんが
体重が増えてから日中のストレスで過食してたら
それはもう過食症として扱われますよね

今はとりあえずそのストレスからくる心の問題を解決する前に
体重戻すことが先ですか?
同時に心の問題にも目を向けて
回復期過食なのかストレス過食なのか見極めるべきでしょうか

それもそれでストレスになりそうで
もうほんとに何もかもな怖いです

ただでさえ痩せを手放すことも
生きてる価値が無くなると思ってしまいそうで
不安でもう生きたくないです…

ちなみに私は去年の10月に克服決意して
すぐ回復期過食になりました
その時はとにかく楽しくて沢山食べていたんですが
1度また拒食に戻ってしまって
長引かせてしまったせいで反動が凄いことは分かってるのですが、。

もう後悔しても遅いのでどうしようも無いので
これ以上は長引かせないと決めたとはいえとにかく辛いです

今ある不安としては体重が戻った時友人関係も続かず趣味もなく食べることしか生きがいやストレス発散法がなくてなおかつ過食症になる心配です。(人見知りと自分の性格や過去の経験から自ら接点を持とうとしないこともあると思います)
長文すみません。



過食は
「体の単なる飢餓状態からのSOSのサイン」
「心理的ストレスからの解放の捌け口」
かもしれませんが
まずは一旦体の事を考えて生活する事で
過食からの解放に近付くと思います


悩むのにも、不安に思うのにも、ストレスを感じるのにも

「脳」を使って
指示を受けた「体」が反応して
「行動」に繋がります
「思考」となって感情になります

全て、自分の体でつむいでいくものです
その体が「エネルギー不足」の状態では
どんな事にも100%には対応できませんし
どんな事よりも
「まずは、自分の体の事から」と考えてしまう
(それが飢餓状態の過食サイン) 

なので、名前さんの場合はまずは体の事です
(低体重との事でしたので)

何で過食しちゃうんだろう?
太るのやだなーだから食べない、だから我慢

そう考えてしまう内はそのループのままです
抜け出したかったら病気の治療なんですから
体を労る生活と腹を括って
【これは治療だ】【これは闘病生活だ】
と思い切ってみたほうが
小さな不安や悩みから解放されるかと思います

1人でそれができない
家族からの十分な支援がない
それならば専門の病院に行ったり入院する

ケアを受けられる場所はありますから、行ってみて下さい

体が変われば心も変わります
心が変われば体も変わります









個人的に名前さんから頂いた文面から感じ取れた事は
私生活のストレスは主に対人関係の事で
その悩みの種と毎日向き合わなければならない環境下で
本当に苦悩の毎日なのだろうなという印象でした

皆さんも日々を生きていく中で
価値観の違いや自分の好き嫌いなどがマッチせず
「あ、しんどいな」って事ありますよね

そんな時にその悩みやストレスを発散しようと
誰かに話す人もいれば
歌って解放的になる人もいれば
お酒を飲んで気晴らしする人
買い物をして楽しむ人
週末や休みを取って旅行に出かける人
沢山食べて満たされる人

世界中には沢山のマインドフルネスが
(ストレスや自分の心との向き合い方)
沢山あってどれもその人なりの人生なのです

でもその自分の満たされた心を否定的に思えば
そのやり方を誰かと比較してしまえば
いくらだってネガティブな発想に変わります

私はそれを辞めて欲しいと思っています

何故なら十人十色で誰にでも欠点があります
見えない所で抱えている悩みがあるものです

自分が好きな事をして好きなように楽しむ
それを誇りに思う気持ちを忘れないでください


ここで心理的な健康のベースとなるもので
共通事項があります

それは【体の健康】です

体が元気でなければ心は元気にはなれません
これは医学上証明されている事実です
風邪を引いて具合が悪い時に
楽しい事をしたくてもできませんよね
体が重くて怠くて動けなかったり
そもそも、楽しい気分にすらなれなかったり

それが風邪であっても怪我であっても病気であっても
摂食障害であっても同じだと思います

だから楽しむ気持ちを忘れずに
楽しめる様に幸せになれる様に治していくんです

ベースを作っているだけであって
自分の楽しさや幸せが壊されるわけではありません

摂食障害は病気です

なので、回復期には沢山のネガティブが湧いて
心配事や不安な事は尽きないと思います
でもこれは治療であってベースを作っているだけの事

その健康な体というベースができてから
初めて
「あれやってみよう」
「これがしたい」
「以外と大丈夫じゃん」
みたいな思考が湧いてきます

やってみなきゃわかんない
っていう言葉がしっくりきます

なので今回復期の方は
目の前の不安や心配事は頭で考えても解決しないので
元気になって考えようという
考え方の選択肢を一つ持っておいたら
心が楽になるのかなと思います




私の近況報告はオーストラリアに行ってきた事です
日本の文化や価値観や国民性は好きです
でも、どうしても私自身がマッチする感覚がなくて
海外へ留学した経験が私の中の生き方を変えてくれて
それから日々勉強を続けて
海外で暮らせるチャンスがあれば行きたいと思っています

どこに行っても
自分は自分で嫌な事もあると思いますが
仮に日本が好きだと思えたら
それはそれで幸せな事だと思っていますし
やっぱり海外にいる方が
自分らしくいられると感じたら
それは自分の居場所を見つけられたという事で
それもまた幸せな事だなと

なので今は自分らしく居られる場所探しの旅をしています

頭で考えるよりも
体で心で感じる日々を充実しています

こうやって自分の為に生きている実感は
摂食障害から乗り越えた自分の自信もあります

丁度1年前に摂食障害から克服しようと決めました




最初は食べられるものから食べてみるところから

このサラダが大好きで頑張って食べていました





怖かったものを食べて味わって美味しいと思えて

それでも怖い不安のネガティブは付き纏いますが

毎日乗り越えてその経験が更に強くしてくれました


たった1年前は27キロでした


増えた分だけ私の自信になり一部になりました


皆さんも必ずそう思える日が来ます

辛い時に誰かに話したくなった時に

無償にもやもやした悩みがあって苦しい時は

私にいつでもコメントやDMしてくださいね