最近は地質や地層について気になることが多い
仕事で建物の強度について問われることがあり
建物の強度はその構造的な強度だけではなく
その土地の地盤の状況に大きく影響されるからです。
いくら構造補強をしたって地盤がしっかりしていなければ、地震や地滑り、液状化などで建物は簡単に壊れてしまうから。
ネットでも今は地盤についてもかなり調べることが出来て、興味深い世界だと感じた。
見ただけでも鮮やかで
地質の色分けが人体の筋肉のようだ
地球が流動して生きているのが感じられる
そんなときにネットでふと平塚市博物館のことがとりあげられていた。
びっくりした
素晴らしい
地形や鉱石好きにはたまらない
地域の博物館だけに
神奈川県の地質や鉱石についてフォーカスされている
相模川流域の立体模型
神奈川県の山間部と中部で
富士山と丹沢と相模湾が一望できる
この山々と相模川がどのように形成されたのか
2階に行くとその答えがある
秦野の盆地
そして相模台地
それぞれに河川がありその源流がある
ちょっと写真を拡大しないと分からないが
津久井湖から山中湖に続く川が道志川
相模湖から上野原を通って富士山まで続く川が桂川
この川は神奈川県に入ってから相模川となる
そしてこの川が500万年前に
島だった頃の丹沢と古代の本州とぶつかった境界になるのです。
すんごい歴史をもった川なのです
1450万年前は丹沢と伊豆は島でした
500万年前に先に丹沢島が衝突
この頃にはまだ富士山はありません
100万年前に伊豆島が丹沢山に衝突
8万年〜2万年前にようやく富士山が形成され始める
富士山と丹沢の年の差は
492万年
大山祇神と木花咲耶姫
親子にしては開きすぎか?
そして1.5万年〜6千年前にようやく縄文時代
歴史感がスケールアップした。
今までは縄文以前のイメージがピンとこなかったけど
1450万年前まではつながった感じがする
古事記に書かれた記録は何時頃の時代なのだろうか?
この博物館は鉱石の展示も素晴らしかったけど
それはまたの機会にします。
地学は深いな~!!
以下買ってしまった本
フィールドワークっていいですね
手帳とカメラもって探索するのはいい。