前回は、移住前の最後の伊那市滞在のこと。
今回は、いよいよ伊那市に移住してからのこと。
3月下旬に引越してきてから3ヶ月が経ちました。まだ3ヶ月かというくらい伊那市での生活が充実していると感じます
私たちは、移住を決めるまでに時間をかけた方だと思います。伊那市を初めて訪れたのは2年程前。
移住してすぐの頃は、検討している時に訪れたところに行くと、その当時を思い出し、あの時から時間が経って本当に伊那市に移住して生活しているんだ
と、とても感慨深い気持ちになりました。
実際に伊那市で生活をしてみて、驚いたことをお伝えしたいと思います
①とにかく山の景色が最高
移住前に滞在した時から素晴らしいのは分かっていましたが、家の2階からも山が見え、庭に出れば両方向に高い山が見える。少し車を走らせれば全方位が高い山に囲まれて、天竜川や三峰川などの川もある。特に春先は新緑の鮮やかな緑と、アルプスの雪山のセットは何とも言えない素晴らしさ
引越作業や慣れない生活にイラモヤしていた気持ちも、この景色を見ただけでふっと力が抜けて幸福感に包まれる
広い谷のエリアの開放感と、高い山々にまわりを囲まれている安心感
景色を見るだけでこれらを感じることができる豊かさ
②とにかく人が優しい
伊那小の先輩移住者さんアンケートの回答にも書いてありましたが、これまでは特別強く思ったことはありませんでした。
しかし、あれ？何か店員さんが丁寧に対応してくれる人多いよね
店員と客という距離感がある接し方ではなく、人と人、知り合いくらいの距離感の近さで接してくれる方が多い印象です。もちろんそれは地域の方もそうです。
近所のお祭りにいたおばあちゃんが自分の孫のように息子に接してくれたり。学校の保護者で知り合った方は、何か聞くと本当に丁寧に答えてくれるし。ラインのメッセージでも人柄の良さが滲み出ています
ある時、ホームセンターで商品の場所を聞いたら「こっちにあると思うんですが…」と対応してくれた男性が
「ここじゃないですねぇ… 店員さんに聞いた方が早いですね。聞いて来ます！」と店員さんを呼びに走って行き…
えっ店員さんじゃなかったの
なのに一緒に探してくれてたの
とまず最初の驚き
店員さんが来てくれた後、
その男性が「お役に立てずにすみませんでした」って…
えっ間違えて聞いちゃったのこっちだが
どんだけ親切なんだっていう2度目の驚き
非常に衝撃的な優しさエピソードでした
なぜこんなに優しい方が多いのか不思議でしたが、先日興味深いお話を聞きました。
伊那谷は昔から自然の恵みが豊かな土地で縄文時代の遺跡があるところ。縄文人は争うことをせず平和に暮らしていたと言われている。そういう平和な土地柄なのではないかと。
別の地域で、昔水が少なかったために争いが絶えなかったところがあり、その地域は今現在もなぜか地元の方と移住者の折り合いが悪いそう。
地域によって移住者への寛容さに違いがあるのですね。
③とにかく面白そう
伊那市やまわりの市町村、伊那谷エリアは移住者が多いので、移住をして新たに生活を始めるのなら、何か好きなことを始めたいという方や住む街を面白くしたいという方が多いのか、色んな活動や仕事をされている方も多いし、面白いお店や面白そうなイベントも多いです
生活が落ち着いた4月頃から、少しでも気になった情報を見つけたら行ってみたり、イベントに参加したりしていて楽しいです
川遊びや自然系の絶景スポットなども少しずつ開拓しています
桜の時期には、花見スポットがたくさんありました
伊那谷エリアもそれ以外にも、まだまだ色々といいスポットがあり、行ってみたい場所も増えていくばかりです
お伝えした３つの驚きの他にも、以前住んでいたところ（千葉）より『水が美味しい』『スーパーの種類が多い』『飲食店が多い』とか
移住前にジムニーの少し古い型に車を買い替えたのですが、私はそういう少し古い型の軽やコンパクトな四駆のフォルムが大好きで、こちらでは結構そういう車を目にする機会が多いのも地味に嬉しいです🚙
逆に不便だと感じるところは…
・ガソリン代や、ガス等の燃料費が高い
（都市ガスの供給がなく、ガスはLPガス）
・ネット環境が少し良くない？
（私がいい情報を得られていないのかも
）
・アウトレットや大型ショッピングモールから遠い
（千葉ではどちらも比較的近く、複数あって買い物には困らなかった）
今のところは、このくらいです。
最初に、4つの条件から山梨県と長野県に絞り、
最終的には子供の小学校の教育（伊那小）で決めて「伊那市」へとたどり着きました。
結果的に、子供だけではなく家族全員にとってもいいところに来られたと思います
今後は、『行ってみた場所』や『実際に伊那小ってどんな感じなのか』など投稿していければなと思っています…