2023年8月28日 (月) 晴れ


ちょうど内容証明の費用(前回の訪問では着手金のみ支払い)の支払いがあったので、行政書士の道野先生のオフィスに朝のうちに寄ることにしました。





昨日、急いで道野先生へ転送した夫からの回答文のメールに引き続き、先生はバッサリと言いました。



「専門家のようで専門家じゃない。

誰かに言われたまま、それらしく書いてるだけ」






私が昨日1人で焦っていたのが恥ずかしくなるくらい、先生は淡々と当たり前のように言いました。




私「・・・そうですか…  弁護士だとか言われて、少し… 怖くなっちゃって…」




先生は明るく笑いながら言いました。


「まぁ仕方ないわよー! 一般の人にとって、突然 "弁護士"だなんて言われたらびっくりするのは当たり前よ。"弁護士"って結構なパワーワードだからね! (笑)」




「・・・にしても、この人www

自分から "慰謝料"、"ご両親への返済金" って言っちゃってるわね!! ふふっ」




私「え???」




道野先生「あ、そのね、もし自分に非がないっていうのなら "慰謝料" と言っちゃったらダメよね(笑)

慰謝料… つまり「謝」って漢字で、自分が謝ることしたと認めていますからね」




私「あ… 本当だ、、」




道野先生「あとはねー、夫婦へのお金は基本的に共通の財産と見なされるの。

だから仮にあなたの両親からお金の援助があったとしても「援助は我々夫婦へのものです」と突っぱねることもできた。

何なら「借りていません、もらいました」とも突っぱねることも… まぁできなくはない。


それなのに、"ご両親への返済金" って、自分が返済義務があると書いちゃってるのよねー


まぁ、このLINEはプリントアウトされてあるので良い証拠になりますね!」




道野先生が何だか楽しそうに話すので、あまり深刻に捉えすぎなくてもいいのかなぁと思えてきました。


「弁護士なんか絶対バックにいないわよ。いたらこんな墓穴を掘る回答しないでしょー!」






私「・・・そうですか… (ほっ)」







道野先生「あなた…  戦う相手がバカで… 


あ、すみません… 


アホでよかったですね!!」




(せ、先生! 恐らく同じ意味です!www 

でもいい!!     もっと言って!!www)





道野先生「もっとも、家の売却金のことや諸費用手続きのことも書かれているから、どこか法律相談ぐらいは行っていると思いますよ。


ただやっぱり、何というか幼稚な印象を受けますね。


丁寧に書いているようで、まるで書かされている、誰かに。



まぁ最初から奇妙でしたけどね。


突然嫌になったから結婚生活をやめたいなんておままごとのよう。


ローンが嫌になったから家を売りたいだなんて、まるで服やカバンのような感覚。



支離滅裂でめちゃくちゃな主張は最初から "誰かに" 言わされている感じがしてました。



そもそも婚姻関係は日本の法律で守られます。

不動産は個人の資産として保証されます。


こんな単純なことも判らない、その "誰か" は間違いなく結婚をしたことがない(知らない)幼稚な存在・・・


ご主人の元職場のおバカな後輩女性のタナカさんで間違いないですね!」




・・・道野先生が、名探偵に見えてきました。