「すぐにアカウントに鍵をかけて下さい」
家に帰ってからすぐインスタに鍵をかけました。
(もっと早く気づけばよかった… )
また、"とある方法"でいろいろと検索していたら、ほんの10分程度でいとも簡単にタナカさん本人のアカウントが特定できました。
すぐにタナカさんのアカウントとM旅行会社のアカウントをブロックしました。
厳密に言うと、タナカさんの親友らしき女性が判ってしまったのでそこから彼女を特定できました。
衝撃的でした・・・・・
見なきゃよかった・・・・・・
辛い、
ただただ辛い、、、
私は激しく後悔することとなりました。
5月25日の電話で、サオリちゃんは大分オブラートに包んで表現してくれたことが理解できました。
プリクラなのに何故かフィルターがかかっていないのです。
何ということでしょうか、、、、
そこに映ってたのは、小粒ほどの腫れぼったい目、潰れた鼻、だらしない口元と面積が広い顔、太めの脚を持った若い女性でした。
(プリクラが故障してたのかな…… )
今日の南本先生の鑑定で、大分内面が薄汚く、性悪だということはぼんやり聞いていましたが、現代AIのフィルター機能を麻痺させるほどの図太さ。
タナカさんの破壊力にただただ圧倒されました。
(こ、これは、、敵わない、、、)
・・・・夫は、こんなのに心を奪われたのか…
・・・・そして私は、こんなのに嫉妬されたのか…
あまりの衝撃に、私は1人で抱えることができなくなりました。
翌日、会社の先輩女子社員の小月さんと河北さんに話を聞いてもらいました。
2人は写真を見て絶句し、あまりに私が哀れになったのか、慌ててフォローの言葉を絞り出してこう言いました。
小月さん「こ、この実ちゃん! うちのお母さんが言っていたんだけど、男ってね、浮気相手は絶対的に嫁よりブサイクを選ぶ法則があるんだって!
だ、だからこの実ちゃん、何も悪くないし、、ね、落ち着いて気を確かに。 いや、この衝撃は、、、かわいそうに。私だったら耐えられないよ」
河北さん「そ、そうそう! あ! そ、そういえば、うちのおばあちゃんも言ってたわ!
だ、だから昔からの法則よ!
生物界のルールみたいだから…
この実ちゃん、気を確かにね!
いや、それにしても酷いね、これは… お察しします。
どうして、旦那さん… こんな…ブ… あっ、ごめん…」
私「… いいんです。すみません、なんか、気を使わせちゃって…
他の写真も衝撃的でした。昔の投稿で、高校の教室でインスタライブ? 動画を撮りまくっている感じの女子軍団の1人て感じで。周りは結構かわいい子もいるけど、この親友らしき人とタナカさんは同じようなビジュアルレベルで、見た目的にもお笑い担当みたいな位置付けでグループに入ってる感じですね…
大人しいタイプだった私とは真反対な感じです。
いいのか、悪いのか…
最初にサオリちゃんから聞いた"真面目でいい子"との印象と全く結びつかなくて混乱しているところです。
果たして、これは本当に真面目でいい子って言うの…?
どうせなら、ぐうの音も出ない程かわいくて若い子だったらどんなに救われたか…
今、本当に複雑な気分で愕然としています…」
小月さん「仕方ないよ、、これは誰が見ても衝撃よ、、、 写真から図太さが滲み出てるもん」
小月さんはもう一度写真をよく見て言いました。
「にしても救いようのないブスだな、こりゃ」