2006クリスマス | 三面鏡7番目に映る

三面鏡7番目に映る

中国四年目の生活

 24・25日と卒論のため部屋で過ごす。友達が最後の中国でのクリスマスだから遊びに行こうという誘いも断り、だめだし連発してくれる気の利いた先生を恨みながら、パソコンに向かう。中国人の女友達が彼氏の不満を抱えて、部屋に突入してくる。座りとおしで血の滞った今の私には彼女の「彼氏どうしよ!?」という生き生きした感情をかいま見ることで現実の世界を見る。そんな彼女と夜中に一緒にお風呂に入ったり、洗濯したりしてクリスマスはあっという間に終わっていた。朝に卒論もなんとか書き終えた。  26日 先生に卒論をメールで送ったにもかかわらず、返信なし。昨晩追いつめて卒論に取り組んでた興奮が冷めず、朝3時間ほど目をつぶった後、街をふらつく。意識が朦朧とした中、街中でダンプ松本二人組みのような中国人女の子VSおじさんの激しい喧嘩をクライマックスまで眺める。ダンプ松本がおじさんに言ってやったぞ!と言わんばかりに帰る勇ましいうしろ姿と共に、私も家路に身を向けた。