今日は娘と一緒にバイオリンの発表会だった。
本当に愛おしい時間だったなぁ。
娘はバイオリンを初めてちょうど1年くらい。
私は9ヶ月目くらい。
6月に発表会があるよ、って言われて
何も考えずに2人で「でたい!」って答えてしまった。
でると決めてからは、発表会の2ヶ月くらい前に先生が我々のために譜面をかいてくれて、
できる限りの時間で練習…
いや…練習なんてろくにできない…
そもそもうちはマンションで、一応、
一般的な楽器は決められた時間内にはOKらしいけど、
習い始めた頃は音が他のおうちにこ聞こえてるんじゃないかと、気になって気になって、練習なんてろくにやる気になれなかった…
でもある時、同じ幼稚園に通っていた同じマンションに住んでる男の子も、バイオリンを習っていると知って…
うちだけじゃないんじゃん!
と吹っ切れて…
少しずつ短時間だけどバイオリンにさわるようにしてた。
まだ6歳になったばかりの娘…
幼稚園のときもそうだし小学校になってからもだけど、当然、
プロになれ!!ってゆう想いではないので、日常生活におけるバイオリンの優先順位はそんなに高くなく…
「練習しなさい」ってゆう言葉は言わずにきた…
自発的に弾きたがるのを待ったり、
「バイオリン今日弾いてみる?」
とかやんわり声をかけたりして、なんとなくバイオリンに触れる時間を作っていくのが精一杯だった。
「練習しなさい」という言葉で圧力かけたくないし、バイオリンを嫌いになってほしくなくて。自由に、やりたいと思うならし自らやるようになる、そんな状態が良いなって思ってた。
疲れてるから今はやだ、あとで。と言われたら
「いいよ」ってすぐに言って受け入れた。
そんなこんなで、バイオリンもうやだ…
とは言わずに、やりたいときには楽しむようになった娘。
ユーモアたっぷり顔芸してるんじゃないかってゆうくらいノリノリでバイオリンを楽しむ娘…
でも4月5月には、バイオリン練習表をつくって、すこしでも弾けたらシールをはっていくスタイルにし、発表会までは毎日バイオリンを触ろうね、という気持ちで練習してきた。
(結局4月は毎日できたけど、5月は出来ない日も結構あり…)
幼稚園のときは、あんなに練習を促さなかった私なんだけど、
発表会、緊張でまずいのは私…
それなりに練習しないとまともな音もでないし、楽譜も覚えられないし、
本当にまずいのは私…
ということで、
週1回~2回は夫に息子を見ててもらい、娘と2人でスタジオで1時間練習することに!
頑張ったなぁ…
楽しかったなぁ…
「練習するよ!」って今までは言いたくなかったけど、2人で弾くから、娘も私の熱意についてきてくれたし、不満もなかったし、一緒に頑張れた。
やっぱり頑張って練習すると、上手くなってくるし、達成感も一体感もやりがいもあるな。
なんとか発表会も大成功して、本当に素晴らしい時間だった。
発表会の前の最後のレッスンの日、
先生が娘に、
「みんなは1人で弾くけど、あなたはお母さんと発表会にでれるなんて、憧れよ~」
って言ってくれたんだけど、
本当は娘より、私の方がありがたいんだよ。
本当に幸せだよ。
こんな素晴らしい時間を過ごせて。
そして夫も練習に協力してくれて。