今回は以前「Standard-新潟」様に初コラムを載せて頂きましたが、その際に幼少時に喘息であったことを話しました。
コラムでも書かせて頂いた通り、私の幼少時は非常に体が弱く、喘息の発作を頻繁に起こしたり、夜中に両親に連れられ病院へ行くこともありましたし、酷い時には肺炎を患ったこともあります。
また当時は携帯用の吸入器も実家にはなく、発作が酷い場合は病院へ行くしか方法がありませんでした。
今思えば忙しい時でも、私の為に病院へ連れて行ってくれた両親には本当に感謝しています。
喘息の持病がある方はわかると思いますが、発作を起こすと、本当に死ぬんじゃないかと思うくらい呼吸がし辛く、「呼吸をしたい」ただそれだけに集中する様になります。これを努力呼吸と言います。
喘息を患った事がある方は 、
首周りと肩の柔軟性の低下
胸郭を上手く動かせない
といった問題を抱える事が多いと聞きます。私もその一人です。
これは呼吸困難の時に、普段の呼吸の時には使われていない筋肉を、空気をとり込もうと頑張って使ってしまう為に、筋肉が緊張してしまうことが一つの原因です。
これは、スポーツを向上させたいと思っている方にはとても深刻な問題です。
例えば、
首周りが固いと悪い姿勢になってしまい、猫背の原因になります。
猫背はあらゆるスポーツにおいて、バランスを崩す原因になり、結果的にスポーツ向上の妨げになります。
肩が固い選手は、腕を真っ直ぐ真上にあげられないことや肩甲骨を上手く使えないことにより、逆立ちが上手くできなかったり、上半身を使うスポーツや走りのフォームに悪影響が出てきたりします。
また胸郭が固いと、体を捻る動作だったり、体を滑らかに動かすことに支障がでてきたりします。
サッカーに置き換えても、
• 猫背が原因でバランスを崩しやすい
• 走りのフォームで肩甲骨を上手く使えず足が遅い
• スローインが上手く飛ばない
• 捻る動作が固く、強いキックが蹴れない
• 対人の際に滑らかな動きができない 等
様々な面で影響が出てきます。
私も理学療法士の妻に出会うまでは、自分の足りない所に気付くことができませんでした。
幸い、幼少期に出会った空手のおかげで、両足でキックを蹴れることにはなりましたが、、
まだまだ柔軟性は改善の余地ありという現状です😓
現在、私自身も取り入れていることなので、喘息持ちだけど、スポーツをやりたい方、首肩胸が固い人は、今回の話を参考にエクササイズや、胸郭のストレッチをすることで呼吸を少し楽に行えることもあるかと思いますのでトライしてみてはいかがでしょうか👍
今回は私が患っていた喘息から推測する、スポーツ支障と原因について書いてみました。
最後に、
現在世界中で、新型コロナウイルスの感染による肺炎患者の方々が命を落としているのは皆さんもご周知ではあるかと思いますが、この肺炎がとても恐ろしい症状です。
最近では少しづつコロナの影響は弱まりつつありますが、今後もコロナ対策は継続して行っていきましょう❗