任天堂62%増益 | 此木秀司のBlog

任天堂62%増益

任天堂の業績が、


07/3期の連結経常利益で前期比62%増の


2,600億円となったそうです。


すごいですね。


しかも彼らの主力商品である、


ゲーム機Wiiと


DS Liteは


どこでも売り切れ。


こんな会社どこにもないですね。



ゲーム機の世界では、


この任天堂とソニーが激戦を繰り広げているのですが、


今回の第3世代と言うべき、


WiiとPS3との戦い、


実はこの戦いにモノづくりに対する


大きな意味合いが含まれている、


と私は思っています。



ゲームの世界と言うのは、


コンピューターの進歩とともに、


かなり急速に成長し、


技術的にも、


マーケット的にも、


そろそろ飽和状態にあったんだと思います。


そんな中で、


ソニーはお得意のハイビジョン技術やブルーレイなどの


最先端の技術をつぎ込み、


既存のユーザーの深堀りと言うべく、


高機能化を目指しましたんだと思います。


一方任天堂は年々ゲームの高度化に伴い、


複雑となっていたインターフェイスにまったく新しい視点から取組み、


体を動かすことによりゲームを楽しむ、


と言うことで今までゲームをしていなかった、


新規ユーザーの取り込みを目指したように思います。


その結果として、


任天堂の大勝利。



私も12月にWiiが発売され、


すぐに購入しましたが、


自宅でも今までゲームをするのが、


私と上の娘だけ、つまり二人だけだったのが、


家族全員、つまり四人が楽しむようになりました。


なんとマーケットが2倍に拡大したわけです。



ゲーム機としては特に目新しいテクノロジーが


使われている訳ではありません。


製造原価が売値の倍近いといわれているPS3に対して、


恐らく充分利益が乗っているはずです。


任天堂の戦略の凄さにまさに舌を巻きますが、


ここでも重要なのはソフトウェアの重要性でしょう。



技術進歩がここまでくると、


広義の意味でのソフトウェアをどう開発するか、


これがモノづくりの成否を決定するのでしょう。


まさにユーザーニーズをどう捉えているか、


と言うのが重要になるわけで、


私も経営者としてその点を常に頭に置いていきたいと思います。