ウミガメを守ろう! | 幸福実現党 こうの一郎オフィシャルブログ

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自宅から15分ぐらいのところにウミガメが産卵に来る長浜海岸があります。朝のウォーキング中にそのウミガメを見守っている方と知り合い、時々あいさつをするようになりました。


先日、その方が海岸を走っているのでどうしたのかなと思っていたら、声をかけていただき、お話を伺うことができました。


今年はその方の担当地域ではウミガメが五匹が浜に上がり、5箇所で卵を生んでいるそうです。その内の2箇所が野生動物に食べられたそうです。その現場に案内されましたが、何らかの野生動物が三方向から穴を50cmぐらい掘っていました。そして穴の回りにはウミガメの卵の殻が散乱していました。60個以上が食べられていました。


掘られた穴の底の方には卵が幾つか残っていました。保護活動をしている方がその卵を拾い上げると中には孵化寸前のウミガメの赤ちゃんが生きていました。しかし孵化前に卵が割れてしまっているので死んでしまうということでした。


もう一箇所は数日前に孵化して砂の中から出てきたいるところを食べられたそうです。ウミガメの赤ちゃんの足跡が残っていたそうですが、海までたどり着いた足跡がなく、全て食べられたようです。


保護観察をされている方は、「野生動物なので味をしめてしまうと毎回あらされるのではないか」と心配されていました。残りの産卵場所が無事孵化することを祈るしかないとのことです。孵化は9月中にはすべて終わるとのことです。犯人(野生動物)はムジナの類ではないかと想像しています。


延岡市はウミガメを保護する条例がなく、このような事件があっても何もできないそうです。日南市はウミガメの卵を掘り出して人工的に孵化させて海に帰すそうです。今回のようなことが度々起こるようでは、何らかの手を打つべきだと感じましたが、延岡市の姿勢は自然界のことは自然界に任せる立場だそうです。

 

自分の間近でウミガメの産卵がある事は情報として知っていましたが、今回の事件で非常に身近な存在になりました。またウミガメの孵化ができない状態にあることを知れたことは勉強になりました。私もウミガメの保護にできる限り関心を持っていきたいと思いました。