最近は政治家の資質が問われている気がします。
不倫問題
まずは民進党のＹ女氏の不倫問題。週刊誌に記事が載り、民進党を離党しました。Ｙ議員は事実を完全否定していましたが、記者会見は質問受けない一方的で短いものでした。本当に男女関係がなかったら堂々と説明するべきです。そして事実無根ならなぜ離党する必要があるのでしょうか。なにより、Ｙ議員は国会の答弁で鋭く安部首相や大臣に切り込んでいました。特に『責任や説明』を何度も求めていた方です。人に対しては厳しく自分に対しては甘い人間でいいのでしょうか！
また元Ｓｐｅｅｄの自民党Ｉ女氏議員も同様です。昨年の参院選で当選し、聴覚障害をもつ息子を育てるシングルマザー議員として活躍しています。報道によれば、Ｉ議員は男性に好意があることは認めながらも、不倫関係については否定しています。妻子ある政治家と同じホテルに泊まること自体何を言われても仕方ありません。普通の常識が分からないレベルでしょうか。
不倫のテレビ番組が多く、不倫が市民権を得ているようにも見えますが、不倫は悪です。宗教的視点からも仏教、キリスト教、イスラム教は明確に不倫を否定しています。その理由は家庭が崩壊してしまうからです。何より結婚相手を裏切り、残された家族を傷つけてしまいます。一般常識で認められない男女関係は指導者や政治家はすべきではありません。
少数派の方の論理を広げることは間違っています。国家の基本は家庭です。家庭が崩壊することが当たり前のような国家は安定した繁栄できません。
暴力
自民党のＴ女子議員の政策秘書に対する暴言と暴力も問題になりました。Ｔ議員は優秀な方だとは推測できますが、今回の暴言・暴力問題は理由があるにしても国会議員としての資質を疑がわれています。言葉の暴力もさることながら、実際に暴力を振るっていたなら問題です。上下関係があるとしても、昔とは違い現在は一人ひとりの人権が大切になっている時代です。選挙で多くの人から支援を受け、国会議員になった場合は模範となるように心がけるべきです。もちろん完璧な人間はいません。しかし最低限のレベルは必要です。
金銭問題
これは票の買収と関わることは公職選挙法で厳しく規制されています。最近は議員のお金の使い方が問題になっています。交通費、ガソリン代などのうその請求が発覚して、議員辞職された方もいました。公務員を含めて国費･公費のいただいている方々はお金の使い方はある程度見られていることは知るべきです。
政治家の資質
仏教には「五戒」という教えがあります。その中で「うそをつくな。」「不倫をするな」「盗むなかれ。」があります。２５００年前のお釈迦様が信者に戒を授けるときの内容です。今の国会議員には最低限といえることも守れない方がたくさんいるようです。
政治家は選挙を通して国民・市民から支持を受けた方で、有権者の代表です。その代表の方が一般市民から見て非常識なこと、倫理に反すること、法律に違反するを行った場合、有権者が離れていきます。たとえ法律に触れることがなくとも、不倫や言葉の暴力、金銭問題などは世間の目が厳しくなっています。もちろん政治家も神様ではありませんから、色々問題が起きる場合もあります。その場合は素直に反省する姿勢は必要ではないでしょうか。
清潔で勇断できる政治家
幸福実現党は、清潔で勇断できる政治家を目指しています。清潔とは見た目のみならず、心の中もきれいであること。そしてしがらみがなく、本当に国のため、国民のために必要なことを決断できる政治家を目指しています。
「心の中で思っただけでも罪になる」イエス・キリストの言われた言葉を忘れず、「他山の石」として、自らも戒めて精進してまいります。