トランプ新大統領就任前に思うこと | 幸福実現党 こうの一郎オフィシャルブログ

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いよいよ今月20日ワシントンにて現地時間の正午にアメリカ新大統領トランプ氏の就任式があります。日本時間では21日の午前2時ごろになります。

 

幸福実現党の予想通り、トランプ氏が当選し、アメリカが変わると確信しています。世間では「トランプショック」と言われていますが、私たちは「トランプ革命」と言っています。

 

就任式には100万人の観衆が集まると予想されています。トランプ反対デモがしきりとマスコミでも取り上げられていますが、選挙戦に勝った勝者がトランプですから、アメリカ国民の半数以上はトランプ支援者です。新しいアメリカ大統領に期待・希望を持った方々がたくさん支持した真実があります。

 

トランプ大統領の選挙戦中の公約としては、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の意思決定、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)撤退の意志、中国を為替操作国に指定、100日以内はオバマケア・医療保険制度改革廃止法案、メキシコ国境に壁を築くための法案、パリ協定からの脱退。また、プーチン大統領との会談や「一つの中国」の原則に縛られない立場など過激な政策があります。

 

トランプ新大統領の考え方ではっきりしているのがアメリカ第一主義、アメリカファーストです。あまりにも言葉がはっきりしていて過激で、更にマスコミが輪をかけて大げさに伝えるため怖い印象がありました。しかし、普通の国は自国第一主義は当たり前です。世界第二位の経済大国のお隣の国など典型的な自国第一主義です。おかしいのは日本だけです。日本に関しては政治・マスコミ・経済・教育を含めて他国(中国・韓国)が大事なように感じる時が多々あります。

 

政策で見ると、関税と貿易でアメリカファーストが明確に出ています。中国を為替操作国に指定する動きもあります。すごいと思います。日本など怖くて言えないでしょう。中国は安い商品を輸出しアメリカの富を奪っている事実があり、それをトランプ大統領は止めるつもりです。日本産の製品に対しても高い関税をかけてくる可能性もあります。同盟国といえどもトランプ新大統領のアメリカファーストにどのように日本は対処していくのでしょうか。

 

TPP脱退もアメリカが損するなら止めるという明確な理由です。日本においてはアメリカ抜きでもTPPを実行する意見もありますが、アメリカ抜きで日本主導で行えるのでしょうか。TPPは中国包囲網の役割を果たすものでしたが、世界最強国不参加の場合、その影響力はかなり弱くなるのではと危惧しています。

 

しかし、世界の警察を放棄したオバマと違い、トランプ新大統領は中国に対してもいうべきことを言い、それに伴う実行力があります。まだ大統領になっていない段階での行動を見れば、明らかに中国に対して警戒しています。台湾の蔡総統やロシアのプーチン大統領と電話会談した動きは明らかに中国を意識した動きです。中国の為替に対してもはっきりと攻撃している面は、アメリカの利益を守るだけでなく、中国の資金源を断ち中国の影響力を弱めることになります。

 

アメリカファーストを推し進めていくトランプ新大統領、流れとしては強いアメリカが復活していくと考えられます。その結果として世界の警察の役割を果たすと思われます。中国とロシアが手を結ばせない、IS掃討においてもロシアと協力していく姿勢、台湾を守り中国の覇権主義にストップをかける、混沌としていた世界に一つの希望の光がついたように感じます。

 

日本はこの「トランプ革命」についていけるでしょうか。国防においては日本に対しては「自分の国は自分で護れ、守れないならアメリカが守ってやるからお金を払え」というトランプ大統領。それは日本の自立を促していると捉えるべきです。世界第三位の国が自分の国も守れないのは情けない限りです。特に北朝鮮問題は日本独自で解決すべきです。

 

経済的にはトランプ新大統領は幸福実現党が提言していた政策をアメリカで実行します。安い税金や規制緩和で会社・企業を発展させ、雇用を生んで、給与アップさせ、アメリカを豊かにします。基本は「小さな政府」です。この流れを日本はそばで見ているだけではだめで見習うべきです。

 

トランプ新大統領の「アメリカファースト」には「アメリカを愛している」深い愛国心があることを忘れてはなりません。「トランプ革命」が日本にいい影響を与えることを切に願っています。アメリカと日本が共に発展して世界のリーダーになれば、今後300年の繁栄が約束されると幸福実現党創立者兼総裁の大川隆法先生より教えていただいています。日本も愛国心を大切にしながら、国を発展させ、強い国を作り、世界に貢献できるリーダーになるべきです。その機会が訪れたことを認識して、「トランプ革命」に遅れないように日本も新しい流れに積極的にチャレンジすべきです。