「ホルムズ海峡封鎖の現実味」とエネルギー問題 | 幸福実現党 こうの一郎オフィシャルブログ

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今日の産経新聞の一面に「ホルムズ海峡封鎖の現実味」の記事が一面に載っていました。イランとサウジアラビアの国交断絶により、場合によっては中東情勢が緊迫化し、両国の間にあるホルムズ海峡が封鎖される可能性が現実味を帯びてきています。

ホルムズ海峡とは、中東の原油を運ぶ重要な交通路です。日本の原油の85%がホルムズ海峡を通って日本に入ってきています。イランとサウジアラビアの軍事衝突があれば、海峡が封鎖されます。そうなると日本に原油の85%が入りません。

これは日本のエネルギー問題に関わってきます。現在福島原発事故により、ほとんどの原子力発電所が止まっている状態です。日本の30パーセント近くのエネルギーを原子力で補っていたにもかかわらず、民主党の管政権の時にすべて止めてしまいました。現在は、再開に向けて厳しい規制をクリアーした原発のみが稼働が許されている状態です。

現在は、日本のエネルギーの9割近くを火力発電が補っている状況で、原油85%が入らなくなると、LNGと石炭とわずかな再生エネルギーでは電気が自由に使えない状態になります。日本経済はあっという間に没落してしまいます。

まずは、稼働可能な原子力発電所をいざという時に動かせる体制にしていくことやロシアやアメリカなどの資源のある国との取引を増やすなどの対応が必要です。もちろん外交によって中東の平和維持に力を尽くす必要があります。それと中東中心に原油を頼っていたリスクを分散させることも必要です。日本経済の没落をさせては絶対にいけません。