中国「一国二制度」から「一国独裁」へ | 幸福実現党 こうの一郎オフィシャルブログ

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おはようございます。本日が皆様にとって、ハッピーな一日になりますように心から祈念しています。

デモから3週間以上
「雨傘革命」といわれている香港の学生たちが「普通選挙」を希望してのデモ、3週間を過ぎ、香港政府が学生との対話をするところまでなりました。

中国当局の意向
中国政府としては、香港の民主化を受け入れる意向は全くないようです。共産党機関紙では香港のデモを「動乱」と位置づけています。「動乱」とは、1989年の「天安門事件」と同じ扱いということです。今のところ中国政府の妥協は無いと見るべきです。

一国二制度を認めない習近平
中国は1984年の中国・英国の基本合意で香港の高度な自治や市場経済、言論の自由など特別行政区として1997年から50年間維持することを約束していました。

中国政府は、「学生デモを外国の団体が支援している。内政干渉だ」と発表しています。中国政府は外国からの批判はすべて「内政干渉」として、無視してきました。

習近平国家主席は、「一国二制度」を廃止し、「一国独裁」に持っていくつもりです。独裁者の片鱗を現しています。

武力行使できない理由
中国国内の自治区では、他国のマスコミが自由に入れないため、ウィグル、チベット、内モンゴルなどでは少数民族が弾圧されていますが、ほとんど報道されません。

しかし、香港は国際金融、世界金融センターとして機能していました。もし香港で武力行使をしたら、香港の信用や信頼がなくなります。中国が香港取り入れに武力行使をして、その失態を全世界に報道することになると中国経済にも影響があります。

台湾を始め、世界が注目
この香港のデモを台湾も注目しています。中国政府は香港の次は台湾の併合を狙っています。もともと別の国ですが、中国が巨大化して台湾を飲み込もうとしています。

その台湾も今、中国の圧力を受け、親中派も増えています。しかし、香港の民主化・自由化を武力弾圧するのなら、台湾もわが身となるため、香港以上の抵抗をすることは明らかです。

アメリカのオバマ大統領も香港の民主主義を擁護しています。

香港の民主主義が中国へ
香港の民主化保持の運動が中国全土に広がることを望みます。言論も統制されている中国ですが、何とか香港の自由の風が中国大陸に吹くことを切に願っています

。香港の自由・民主主義の守るべく日本政府も応援をすべきです。

自由を求める若者
香港のデモに参加する若者や市民は、「正義」「公平」「自由」「民主主義」を守るための戦いに参加されています。

「一国二制度」難しい問題を抱えています。巨大な中国政府が本気で動いたらどうなるのか。天安門事件のようになるかもしれません。

いずれ中国は今の体制が崩壊するはずです。その火種となるのが香港です。

香港の自由を守ることは、中国の改革に繋がると思います。香港の未来を真剣に考え、行動をしている香港の若者たち、心からエールを送ります。


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