昨日は
朝、自宅でのお振袖と留袖のお着付を終え、
着付け講座の恒例となった 課外授業に行ってまいりました。
この課外授業では、
きもののコーディーネート方法
小物選びの楽しみ
自分の格があがるきものがわかる
自分の好き と 似合う の違い
顔映りの良い色 と そうでない色
本物のきものに触れることの大切さ
洋服と違うきものならではのセレクト方法
など、
実際にきものに触れることで体感することはもちろん、
自然と
自分の五感を高め、
きものを着て何をしたいのかの楽しいイメージができるという、
たくさんの自分発見の気付きを得るための、
とってもたいせつなことが詰まっています。
とにかく
体感することは全てにおいて大切。
第４期生となられるおふたりは、とても仲の良い姉妹でいらっしゃいます。
妹さまは、
結婚式には必ずお着物をお召しになり、
普段の生活にも取り入れていきたいとおっしゃるだけに
いろいろきものをあてていくなかで、
しっくりくるもの
や
違和感を感じるもの
などを
しっかりと感じ取られ、
分析なさっていらっしゃいました。
こものひとつひとつが
全体的な印象にこんなにも大きく影響するのかということも体感なさいました。
何着かお召しになるのを拝見している中、
ふとわたしが目にとまったお着物があり、
もしかしたら
と
「このお着物、もしかしてお好みではないですか？」
といってみましたら、
「好きです
」
と
あてていただきましたところ、
まさに
自分の好き
と
似合う
がぴったりとマッチされ、
最高の表情をされたさまをみれたことは、
わたしにとっても至福の喜びでした。
そんな感じのかたわらで、
お姉さまは
まず、選ぶ段階から、
なんとなく表情がお堅い感じのスタート。
いかがされたのかなと思いましたら、
「選べないんです。自分が着てみたいというきものがわからないんです。
洋服はぱっぱと選べるのに・・・」
あぁ、そうなのかと、
こころの原因を探っていくため、
あることをしていきました。
「自分がこんなに選べないなんて思わなかった・・・」
とおっしゃっていましたが、
数をこなしていくたびに、
いろいろなことを思い出され、言葉としてでてきたんです。
自分が好きな色がわかった話とか、
これまでのきものに対しての見解。
そんな会話を交わしながら、
「これ好きかもしれない いえ、好きです
」
とのお着物に身をまとわれたときの表情が
乙女のような可愛らしさで、
とっても
とっても
嬉しかった
その着姿を見て妹さまも、
「うん！それが今までで一番似合ってる！」
と大絶賛。
すると、
実は・・・。
とお姉さまが過去、きものの着姿で引っかかっていたことをポツリと。
そこで初めて、
「選べない」
とおっしゃったことの理由が腑に落ち、
わたしが、
きものセレクトはセラピーにもなるのだと
初めて実感した出来事にもなったのです。
今回もこのおふたりを通して
深い勉強をさせていただいた時間となり、
今後、この経験はさらに活かしていきたいと
誓った私です。
きものはどこまでも奥深い・・・。
さらに、今日は、
ブログをご覧いただき、見学希望申込みをされた方と、
はじめまして
の日でもありました
ちょっと遊んでいただきました
体験が終わり、
見学の方を交えての
ティータイムにも花が咲き、
今後の教室でに意気込みも高まります
みなさま口をそろえておっしゃることは、
まず、こんな呉服屋さんは敷居が高くてなかなかひとりでははいれないので、よかった
こんなにたくさんのきものを試着できることはないからとても楽しかった
ひとりではどうしても選び方がかたよったり、迷いが生じたりするけれど、
一緒にコーディネートしてもらえることは心強い
なかなかこんな高価なきものを着れる機会がないから本物にふれることができてよかった
など、
毎回この課外授業はみなさまに喜ばれていることが本当に嬉しい。
この場を提供いただいている
きものと帯 えがしら さんのおかげさま。
心より感謝しております。
そして、嬉しいことに
この蓮月庵に
あらたなきもの好きな仲間が増えたんです
見学にお越しいただきました方から、
「受講します」
と即決でお申込みいただきました
４月に開講したばかりではありますが、
こうやって、想いを共有できる方々とのご縁がほんとうに増えてきたことに
感謝の気持ちでいっぱいです。
どんどんよりよいものをお伝えできるよう
ますます精進してまいりますわ
着付け講座 無料見学会 日程
①６月３０日㈭
②７月 ９日㈯
③７月１１日㈪
時間 １１：３０～
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