タイトルにいきなりネガティブワードを並べてしまいましたが、これらは私の本心「寂しい」を引き出してくれた大事な言葉たちです。
Nagiさんがセッションにあたって私のブログを読んで事前に用意してくださっていたこちらの本に、「腎炎」「腎臓炎」「腎臓障害」の説明としてこう書いてあります。
腎炎:落胆や失敗に過剰反応。
腎臓炎:「上手にできない」と子供のように思い悩む。失敗。損失。
腎臓障害:批判、落胆、失敗。幼児のようなふるまい。
Nagiさんに、「思い当たることありますか?」と聞かれて「あります」と食い気味に即答した私(笑)
以前から私のブログを読んでくださっている方は、私が2022年9月に元自宅の庭に迷い込んできた可愛い黒猫を保護して、2023年8月まで飼っていたことをご存かと思います。
ループス腎炎を発症したのが2022年10月、実はその時この黒猫のことで元夫ともめにもめて、この時点で既に私は本気で離婚を考えました。
「悪いけどやっぱり猫は飼えない」と言われたなら私もどうするか考えたと思うのですが、「この猫は懐かないから嫌だ、他の猫なら飼える」と言われて、その言いぐさがどうしても許せませんでした。(今思うと、思い通りにならないとパニックを起こすアスペルガーの特性と、自分が悪いとは言えない自己愛性パーソナリティ障害の特性ゆえかな、と思いますが。)
そんなこんなでどうしても2人と1匹での生活がうまくいかず、それをお互いのせいだと批判し合い、私は「失敗した」「うまくいかなかった」と落胆していたのです。
その時は二人で泣きながら話し合って、なんとかやっていこうという結論になったのですが、「やっぱりもう限界だ」とお互いが思い始めた頃に、プレドニンの増量だけでなんとか落ち着いていたループス腎炎が再燃し、入院となったのでした。
そして結局、猫は里子に出し(本当に奇跡的に素敵な里親さんを見つけてあげることができました)、私たちは離婚となりました
私は、結婚したら猫を飼って、毎年1回は海外旅行に行きたいと理想を思い描いていました。
ところが蓋をあけてみれば元夫は海外どころか国内旅行も苦手、それでも私は猫なら飼えるだろうと約20年間ずっと夢見ていたんです。
元夫も動物は普通に好きで実家の猫たちのことを可愛がってくれていたので。
だけど結局はうまくいきませんでした。失敗してしまいました。
Nagiさんに「何が失敗だと思ったの?」と聞かれて出てきたのが、「本当は仲の良い楽しい夫婦をやりたかったのに失敗した」という言葉でした。
離婚するまで基本的にはずっと仲良くやっていたのですが、ここ数年は共通の趣味がなく、一緒に出かけることもほどんとなくなって、私はずっと「寂しかった」んです。
それで、何か二人の共通点を作りたいと思って、そうだ、ずっと飼いたかった猫を飼えばうまくいくかも、と思ったのでした。
なんだかいろいろ間違っているなぁと我ながら思うのですが、可愛い黒猫は私にそれを教えにきてくれたのだと思っています。