だらだらとネットサーフィンしていたら、私のことですか?という相談を見つけました。

 

 

【今回のご相談】
自分の気持ちが分かりません。こうすべきとか、こうあるべきという考えはあるのですが、いざその通りに行動した後に、本当は自分が嫌だと思っていたことに気が付くことがあります。結婚も“すべき”と考えて結婚して、夫の住む地方に移り住みましたが、 その後、自分が夫と結婚したいと思っていなかったこと、関東で暮らしたかったことに気付きました。ついに夫のことを受け入れられなくなり、コミュニケーションもセックスも避けるまでになってしまいました。夫にはとても辛い思いをさせていると思いますし、私自身も辛いです。 30歳を過ぎた今でも、自分というものが分かりません。自分自身としっかり向き合い納得した日々を送るためには、どのように生きていけばいいのでしょうか。

 

【本田健さんの回答】

自分の人生が分からなくなっている人は、あなただけではありません。今の仕事をやりたかったわけではないし、今の結婚生活も望んでいなかった。子どもも本当は欲しくなかった、今の人生から逃げ出したいという人は、実にたくさんいます。

今まで私が行ったカウンセリングの体験から言うと、今の自分の人生を嫌う人は、すべてを捨てて沖縄か、北海道に行きたいと言う傾向があります。あるいは、貯金を全部引き出して、南の島に行きたいと言ったりします。どこか遠くに行けば、人生をやりなおせると感じるのかもしれません。きっと、南の方に住んでいる人は、常夏の退屈な島ではなく、雪の降るきれいなところに行きたいと考えるのではないでしょうか。

人は、例えば今の仕事がイヤだということは実感しやすいのですが、ではどの仕事がいいかというと、さっぱり見当もつかないものです。

ひょっとしたら、世の中の半数以上の人がそういう気持ちを持っているかもしれません。でも、何が欲しいのかがはっきりしなければ、状況を変えたとしても満足できないし、そもそも何を変えたらよいかすら分からないでしょう。

落ち着いて、何がイヤなのか、何がいいのかを1つずつ整理していきましょう。整理していったら、仕事を変えるだけでずいぶん気持ちも違ってくるかもしれませんし、旦那さんと別れたいと感じるかもしれません。自分が何を感じているのかに意識を向けてみましょう。

 

 

 

…自分のことすぎて心が痛い。

しかも、私なんて50を手前にしてやっと気がつきましたが、何か?泣き笑い

 

まぁそれは仕方がないとして。

 

 

自分が何を感じているのかに意識を向けてみましょう。

 

本田さんのこの言葉、先日のセッションでNagiさんに言われたことそのままでした。

 

だけど、毒親育ち、その上エンパスである私は母に共感してしまっていて、自分が本当は何を感じているのかが分からなくなっているのだと、これもNagiさんから教えていただきました。

 

それでも、今回の離婚は、めちゃくちゃきつかったけれど、自分がどう感じているかを「感じて」決めることができたと思います。

「べき」で決めるのならば、離婚なんてやめるべきでした。

だって、別に浮気されたわけでもなく、普段は仲が良くて、しかも私は無職で10年のブランクがあって、難病持ちで、この歳で、どう考えてもこの状況で離婚するなんてバカです。

数少ない友人たちからも心配されました。

でも、本当はずっと元夫から解放されたいと「感じて」いたし、そして元夫のことも人として大切に思っているからこそもう解放してあげたいと「感じた」ので、決断しました。

この自分の感情を押し殺して、自分の損得や「べき」で今回の離婚を止めていたら、私はまた後悔していたと思います。

 

グッジョブ、私!

 

8年前に元夫と沖縄に行った時の私。

「全てを捨てて行きたい」とは思いませんが、また近いうちに行きたいですやしの木