自己免疫疾患は頑張り屋さんがなりやすいだとか、ストレスを溜めやすい、自分を攻撃する心が、等と言われますが、自分もまさにそういう性格だと認識していますショボーン


それに加えて、私は40数年間、一体自分が何をしたいのか、どうなりたいのか、全く分からずにさまよってきました。

そのために、「皆は目標に向かって頑張ったり、夢を叶えたりしてるのに…」と常に自分と周りを比べる癖も強化されてしまいました。


ITPを発症した時は、そんなことにはまだ全く思い至らず(正確に言えば20代前半から生きにくさを感じて心の問題について探ってはいたのですが、まさか心の問題が原因で体の病気になるなんて思いもよりませんでした)、ただひたすら体のことだけを考え、様々な健康法、食事法、自然療法を試しました。(なので知識だけはめちゃ豊富!)

努力の甲斐あってITPは克服できましたが(今また再燃状態ですが)、それはただ病気が治っただけであって、病気の本当の原因には全くアプローチできていなかったんだなぁ、と今は思います。

もちろん、体の健康に気をつけるようになったことは決して無駄ではなかったですが。


数年後SLEになり、私はやっと自分の心の問題に気づき始めました。

SLEを発症した時にいた職場は、とても恵まれた人間関係と環境で、仕事内容にもそれなりにやりがいを感じて満足していたし、お給料も高かったです。

でも、実は暇な時間が多く、また、持ち家を購入したので、もっとガーデニングとか家のことをいろいろしたいなぁ、専業主婦をやってみたいなぁ、とぼんやり考えながら過ごす日々でした。

だけどこんな恵まれた仕事を自ら手放すなんてもったいなくてできない、妊娠でもしないかなぁ、等と考えていました。


そしてSLEを発症。

こんなに体に気をつけてきたのに、ITPだって克服したのに何で!?と私はものすごいショックを受けました。

でも、1ヶ月半入院して心身ともにやっと少し落ち着いて、退院して改めてじっくり考えてみると、SLEになったおかげで私は仕事を辞められたんだ、と気づきました。

逆に言えば、このくらい重い病気にならなければ、私は自分のしたいこと(仕事をやめて家に入ること)を自分にさせてあげることができなかったんだ、と。


この8年間は、しばらく専業主婦をしたり、パートの仕事をしたり、ずっとやってみたかった習い事をしたりと、興味の赴くままに色々なことに挑戦してみました。

それなりに楽しく過ごせては来たのですが、習い事の出来やパート仲間さん達の性格を自分のそれと比べてしまい落ち込んだり、「私が一生かけてやりたいことって何だろう」と悶々と考え続けたりと、結局病気の本当の原因にはたどり着けぬまま、今回再燃させてしまいました。


私の病気の本当の原因探しはまだまだこれからです。