これね。

役員さんたちとお話ししてると、「お気持ち」ばっかりでこちらの「お気持ち」が疲弊する。


何のこっちゃというと


以前我がPTAは、会費から先生に紅白饅頭をあげたり、先生へ花束渡したりしてたんですよ。

あとは、慶弔費においては何故か保護者会員より教職員会員の方がもらえる額が多い。


理由をPTAに聞くと、

「先生方には日頃からお世話になっていて感謝しているから」

といった何ともお粗末な回答。


そもそも、「お世話になってる」「感謝」というのは主観的意見であり、いわゆる「お気持ち」です。

教員にとってはただの仕事。給与をもらい、仕事として子を教育しているだけ。


世の中、お世話になってるところなんぞたくさんある。

近所のスーパーにもお世話になってるし、かかりつけの病院にもお世話になってる。
○松屋には安い洋服たくさん買わせていただき、本当にお世話になってる。


 では、「お気持ち」で動いてる方は、これら生活上お世話になってるところに物をあげたりしてますか?って話です。

日頃から感謝の気持ちを持って接するだけで充分でしょう。


「お気持ち」は個人的な感情であって、団体は感情で活動するような性質は持ち合わせていないのです。

そんなに感謝したけりゃ団体ではなくて個人でやれよと。


他には、学校にはお世話になってるから役員やって当然とか、友達ができるから役員やった方がいいとか、ボランティアに感謝くらいしろとか、

「お気持ち」を他人に強いて行動を強制しようなんぞ言語道断です。

迷惑極まりない行為です。

ご自分の「お気持ち」はご自分の中だけで消化してくれ。


あと、最近の出来事でいうと

園の仕出かした不適切な行為を自治体に報告しようとする私に対して

「そこまでする必要はない」

「園がかわいそうだ」

「園と対立したくない」

「子どもに影響出たら…」

「内々で終わらせたい」

「うちらが黙ってれば」

と、「お気持ち」のオンパレード。


事実は事実として報告するだけで、かわいそうとか全く意味が分からない。

対立もしないし、子どもにも影響出るわけがない。

目の前で知人が犯罪犯したら、かわいそうだからと通報しないのか。あなたも共犯ですよ。と。

事実と気持ちは切り離すこと。

これができてない方が多い。

これは何度も役員たちに言いましたね。

その時は理解するものの、時間が経つとやはり「お気持ち」重視になってたりする。

切り離すのはなかなか難しいようです。

意識的に気をつけて運営しないと、「お気持ち」運営に傾きがちなので注意が必要ですね。


仲良しサークル活動ならともかく

公共施設で活動してる任意団体なのだから

法令遵守して規律を守って運営するのみ。

事実と気持ちは切り離し、「お気持ち」を全面に出した運営はしてはいけません。