虫垂炎を自力で治していた | 鬱病オバさんのコールセンター日記

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うつ病なのに在宅でコールセンターのお仕事してます。仕事の愚痴や鬱で辛い時など、気持ちを吐き出す場。

内科で「鼠径部ヘルニア」の疑いがあるといわれ、総合病院への紹介状を書いてもらい、やっとこさ予約日が来たので、総合病院へ行ってきた。

 

総合病院の医師に

  • 右下腹部だけでなく、胃全体が痛むこともあったこと
  • 吐き気が続いたこと
  • 体を起こしているのが辛い状態の日もあったこと

これらのことを伝えたところ、医師から耳を疑うような冷たい言葉が返ってきた。

「お腹が痛いとか吐き気とか、それくらい誰でもあるでしょ。ここは消化器外科だからねぇ、お腹が痛いくらいで来られても…。鼠径部ヘルニアって聞いてるんだけど?」

これきいたとき、こんな病院へ来たことを激しく後悔しました。

頑張って早起きして、何の病気なんだろうとドキドキしながら来た患者に対して、こんなこと言う医者もいるんだね。医師の国家資格を持っているから頭はいいんだろうけど、性格は悪いよね。性格悪いのに、医者になんてならないでほしい。患者が辛い思いをするから。

「お腹が痛いくらいで来られてもとのことですが、誤診されると困るので、症状はきちんとお伝えしたほうがいいと思いお話した次第です。食べ過ぎや風邪でお腹が痛いのとは違った痛みだったので、重い病気だと困ると思い〇〇クリニックを受診し、ここへ行くよう言われたので来たんです」

医師の冷たい言葉にその場から逃げ出したいたい気持ちでしたが、なんとか気力を振り絞り、上記のように言い返した私。

そうすると医師は「あぁ~、そうね」といった感じで、ヘルニアがあるか触診してきた。

だが触診ではやはりわからなかったようで、エコー検査をするようにとの指示が。

「エコー検査、内科でもやったのに…」と思いながら、再びエコー検査を受ける私。

そしてこのエコー検査、内科でやったときよりも検査時間が長かった。

検査していた人が画面を見ながらブツブツ言っていて、判断に迷うことがあったらしく、もう1人連れてきたのだ。2人で画面を見てブツブツ言いながら、検査用のローラーのようなものを患部に何度も何度も押し当ててくるものだから、痛みでなかなか辛かった。

検査が終わり診察室に戻ると、「ヘルニアはなかったけど、他に問題が見つかりました。虫垂が腫れています」と、医師にいわらた。

要するに、鼠径部ヘルニアではなく、虫垂炎だったのだ。

「虫垂の状態や他にも悪いところがないかを調べるため、CTスキャンもしますね」と言われ、今度はCTスキャンへ。

CTスキャンは待ち時間は長かったものの、検査自体は痛みもなくすぐに終わった。

CTスキャンを終え、再び診察室に戻る私。

すると医師は、「虫垂の腫れはおさまってきています。この状態なら投薬も手術も必要ないです」と言ってきた。

医師はさらに話を続け、「さきほどの話からすると、吐き気や腹痛で起き上がれないときがピークで、そこから徐々に回復に向かったんでしょうね。そう考えると話のつじつまも合いますし」と説明された。

「虫垂炎って投薬や手術をしないと治らない病気だと思っていましたが、勝手に治ることもあるんですか?」と私が質問したところ、「場合によってはありますよ」とのこと。

内科で紹介状を書いてもらってから、総合病院の予約日までは10日以上あいたため、その間に自力で回復へ向かったようだ。

「チックショー!!!総合病院なんて来なくてもよかったんじゃ~~ん!!!お金払いたくねぇ!!!」と叫びたくなる衝動をおさえ、私は診察室をあとにした。

そもそも内科の医師が「鼠径部ヘルニア」だとか言い出したのが、間違いの始まりなわけで……。

あのとき「虫垂炎」と診断され、それを治すためのお薬を出してくれていたら、あんなに苦しまなくて済んだし、早起きして総合病院へ行く必要もなかった。総合病院で8千円近く支払う必要もなかったのにぃぃぃ!!!

あらためて、どこの病院へかかるかは大事だと、痛感した出来事だった。誤診されると無駄に苦しみ、無駄な出費が発生するからねぇ。。。

とはいえ深刻な病気でなかったことは、不幸中の幸いであった!!!

虫垂炎を自力で回復させた私の体よ、ありがとう。(*^▽^*)b