オペラシアターこんにゃく座、座内ユニットF4《荒野のフォーファーマーズ》自主企画「年忘れコンサート(でも!私たちは忘れないで!!)~牧場に4人集まると~」、本日本番でございました。そして無事に終了いたしました。本当にお疲れ様でした。
この絵を描いたのが確か9月29日、「コンセプトアート」とかクソ生意気なことを口走ってしまったためにそう呼ばれるようになってしまいましたが、ただのイメージ図です。チラシにまで使ってくれてありがとうございました。
絵の具を出したり片付けたりするのが面倒なので、うちに大量にある折り紙に絵を描いて切り貼りしたりしています。衣裳とセットのざっくりした色合いと形をここで決めます。衣裳にあまりニワトリっぽさを出さない代わりにセットのベンチにニワトリ色を出そうという姑息な魂胆です。姑息大好き。
最初に裸の状態で描いて、着せ替え人形みたいに上に服を乗せるんですよ。ほんと絵の具要らずで便利です。
椅子の製作に取り掛かったのは11月の末ごろだったでしょうか、出演者のみんなにも手伝ってもらってちょこちょこ進めていきました。最初のイメージでは白いベンチの裏を茶色にするつもりでしたが気が変わってベンチを茶色にしました。
屋根の部分の丸くなっているところを褒めていただいたりしましたが、無理矢理ベニヤを曲げているだけで、無理矢理です。
両端の白い板は少しスライドするようになっています。茶色側にしてるときに白いのが見えないようにね…。(ドヤァ)
12月は『森は生きている』ツアー、あやめ十八番『霓裳羽衣』公演などあってばたばたしておりましたので、衣裳の製作に取り掛かったのは結局12月23日でした。一週間前じゃねーかおせーよ。私はデザインする係ですが実際に製作する係は熊谷みさとさん。ご苦労をおかけしてすみませんでした。
これがたぶん12月26日の状態。なんとなーく形を作ってみたところです。1から作るものはトスカのワンピース、トサカのシャツ、クロコの振袖の3点という予定でしたが、それぞれにけっこう凝ってしまって時間もなかなかかかりました。あ、北野さんのファーコートは作ってないです。なんか倉庫にありました。
細かいデザイン画は描きませんでしたが、クロコの振袖だけはざっくりした絵を描きました。ワンピースの型紙の切れ端に。
それであとはひたすら柄を描いていくわけです。金色のペンを7本も使ってしまいました。おかげで溝の口のオカダヤには金色のペンが無くなりました。犯人は私です。ごめんなさい。
こちらはクロコのリボン。同じくマジックで柄を描いています。あんまり舞台では見えなかったと思うけれど。綺麗に作ってるんですよ。
組まれた舞台。ベンチがでかくて良いですね。
「庭にはニワトリ二羽にワニ」の衣裳。ニワトリのトスカ(小林ゆず子)・トサカ(泉篤史)兄妹の衣裳には白を入れました。 トサカがウイングカラーなのはただの駄洒落ですね。マダム(北野雄一郎)が着ているワンピースは花島先輩手作りの物をお借りしました。ワニのクロコ(沖まどか)は振袖、帯は「好色一代男」の時に作った物です。ベルトは今回手作りで、柄も熊谷さんが描きました。
仲良くなった記念にみんなで歌いましょう、にわにわにわとりにわにわに。