こんにちは、こんぺいとうKIDSを主催している内山です音譜

 

 

こちらの医療雑誌から

特集『障害児の学校教育』のレビューです。

 

①動向と課題のまとめはこちら

 

今回は②「アメリカの特殊教育の歩み」についてまとめます。

海外の障害児教育はどうなっているのでしょうか?

 

障がいをもつ子どもたちのための連邦法(IDEA)が

1990年に制定される。

以前の法律との違いは、

一般級または地元学校内の中で

障がいをもつすべての子どもたちが

障がいのない子どもたちと一緒に

教育を受けることが保証されたことです。

 

大まかには2つのサービスがあります。

①乳幼児のための家族とその生育環境についてのサービス

②3歳から21歳までの教育に関するサービス

ただ、特殊教育を受けるには

IDEAによる細かいカテゴリーでの評価が必要となること

学習が困難な場で、学力の向上に必要とされると

判断されたときのみ適応になります。

 

その他、

リハビリテーション法の504プランという

「公共サービスを受ける際

 障がいを理由に、その個人を排除することを禁じる」法律もあり

IDEAによる基準に合わず特殊教育が受けられない場合は

504プランが適応されて

一般教育への配慮がなされるケースもあるそうです。

 

アメリカの学校教育は

「どうしたらその子どもが一般学級で

一般カリキュラムを学ぶことができるのか」

が基盤になっています。

 

こうした統合教育の学習効果として

障害をもたない生徒の学習能力は

分離教育の場合と同等あるいは向上した、

という結果が出ています。

 

特殊教育を行う教員や

教育をサポートするための道具

テクノロジーを利用するための知識経験なども必要ですが、

日本でも、統合教育がもっと進むと良いですねキラキラ