(長文だよ)
太秦での撮影が早く終わり、テンションの上がった私はたったひとり京都観光へと出発
1時間以上電車とバスを乗継いで山を登り、前々から行ってみたかった貴船神社を経由したのち
新幹線の時間を気にしつつまたはるばる電車を乗継ぎ伏見稲荷へと参りました。
陽が暮れる前に！と長い長い階段をヒールで猛ダッシュした私はたった30分で頂上に到着する奇跡を起こし
(さすが体育会系女子)
パンッパンなふくらはぎで下山開始すると、陽が暮れ始めカラスがガーガー飛び交い映画みたいなこんな情景に。
急げ急げと気ばかり焦り、周囲を見渡さなかった私は何故か、鳥居も外灯もない藪の中へと迷い込み、
え
もしや迷子Σ（ﾟдﾟlll）と思った時には視界が真っ暗すぎて何ひとつ見えなくなりました。
2月の京都の寒さと、森林の不気味な風、時折顔に突き刺さる枝。。
不思議と怖さはなく、野宿も見据え腹を括ってはみたものの、携帯の電波も届かぬ上、充電も僅かな状況。
ちょっとヤバし～～～～～～
と思った時、目に飛び込んで来たのは「避難救助ポイント」という看板でした。
人に迷惑かけたくない。でもせめて私が今ココに居る事を知っておいて貰う必要がある。。迷いに迷った末に意を決し私は看板に明記された119番にお電話し状況説明をしたのでありました。
その後。。
まさかの救急隊員さんが15名程駆け付け、エエエエエェーーーー
となり、私は血圧や脈拍を確認されながら
すすすすすすすみません
いたって元気です。担架？ととととんでもないです！自分で歩けます。ご迷惑おかけし本当に申し訳ありません！！
と繰り返しながら、私は自分のやらかした事の重大さを心底反省いたしました。
ただ私の幸運体質を物語るように、この時駆け付けて下さった隊長さんはじめ皆さんが本当に優しくて、事情聴取しながらも私をいい感じにいじってくださり。世間話などしながら皆で仲良く山を下り、
(麓には救急車と消防車が待機しており私は更に驚愕し謝り倒したのですが
)過去に女優さんを救助した事があるという武勇伝から、あなたも有名になるんだよ！などの励ましまで頂戴し....その後まさかのご厚意で消防車で駅まで送って頂くという貴重すぎる体験をしたのであります
我々の安全は人の手によって守られているんだなぁと。。
タクシー代わりに119する人が後を絶たないなどと社会問題化されていますが、絶対にやめて欲しいなぁと。。
我々の安全は人の手によって守られているんだなぁと。。
タクシー代わりに119する人が後を絶たないなどと社会問題化されていますが、絶対にやめて欲しいなぁと。。
走り去る消防車に心からの頭を下げました。
そしてホワイトデーな今日、わたしは伏見消防署に御礼の気持ちと菓子折を送ってみました。
コンノ衝撃の迷子体験
人生には迷わないよう気を付けます、ハイ。。。(※伏見稲荷は普通に参拝した場合迷うような場所ではありません。でも表側と裏側では表情が全く違っておりました。)
結論。わたしはトンデモナイおばかさんです
iPhoneからの投稿