『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2』 ブレイディみかこ著
息子くんが成長してる!
悩みの内容、それに対しての受け止め方が、1とは違う。
明らかに大人になってる。
どんなものであれ、成長する姿につい泣いてしまう、つまこです。
イギリスもテストが大変だと聞いたことがありますが、
授業内容は日本とは違うようです。
例えば、音楽コースの課題。
「コンサートのプロモーターになったつもりで、
クライアントに会場の提案をするためのプレゼンの資料を作りなさい。」
会場は、実在するところでないといけません。
息子くんは料金のことが知りたいのですが、ネットには載ってない。
そこで、直接会場に電話して聞くことにします。(←ここは成長)
が、緊張するから「母ちゃん」にそばにいて欲しいと頼むんです。
かわいい。やはり、まだ子供の部分もある。
電話で対応した人と息子くんがいい感じで、
フレンドリーになってくるあたりも微笑ましかった(^^)
しかし、息子くんは幸せだ。
子供の話をしっかり受け止める。
程よい距離で見守ってくれる。
親も言いたいことを言う。
ブレイディさんのような「母ちゃん」がいて。
ブレイディさんの話は、入口の話題はなじみのある身近なものなのに、
行き着くところは、いつも社会問題になっていて、つい考えさせられます。
文章もスカッとしてて、気持ちがいいです。
読んだ方、息子くんの学校の「ソウルクイーン」の歌声、気になりませんでしたか?