駄言(だげん)って何?

本書によると

「女はビジネスに向かない」のような思い込みによる発言。

特に性別に基づくものが多い。

相手の能力や個性を考えないステレオタイプな発言だが、

言った当人には悪気がないことも多い。

 

    

 

『早く絶版になってほしい #駄言辞典』 日経xwoman編

 

読んでいるうちに冷や汗が出てきました。

駄言、言ってたよ…。

例えば、「かわいい」とか「痩せてる」とか…。

私は褒めているのだが、その思いの底には、

「かわいくないとダメ」とか「太っているとダメ」という

考えがあるということなのだ。

 

う~ん、そういうことなのかなあ、やはり。

私の経験でいうと、

母に「つまこが男の子だったらね~。」と言われて

なんで自分の性を否定しなきゃなんないんだと言い返したら、

「褒めてるのにー。」と逆ギレ。

母の頭の中は、男>女という基準がぎっちり存在している。

その基準がおかしいこととは少しも思わない。

 

なぜ、駄言を言ってしまうのか。

 

自分の考えが絶対だ

 

と思っているからではないかと私は思います。

ただ、自分の考えを点検するって難しいですよね。

私は「あいつ、ムカつく」と思ったら、

「自分はどうなの? 同じことしてない? 言ってない?」

と自問自答するようにしています。

 

駄言を減らすことにつながるか分かりませんが、

少なくとも自分を振り返ることはできます。