ユーノス・ロードスター(NA6CE) 平成5年式 走行距離 182000km
アイドリングが高く、回転が下がらないロードスター。以前にディーラーさんで診てもらってスロットルボディをそっくり交換と診断され、高額の見積りを出されたと言う。
元々車検でご来店されたお客様でしたが、診断のご依頼を受けました。
ディーラーさんで診断が出ているので、スロットルボディ交換もあながち間違いではないでしょうが、スロットルボディに付いているISCV(アイドルスピードコントロールバルブ)単体の交換であれば、価格は抑えられます。
お客様と相談し、まだメーカーに在庫がありましたので、ISCVの交換で進める事にしました。
先ずはスロットルボディを外していきます。
外したスロットルボディ。下半分がISCV。
ISCVを外します。
アジャストスクリューも交換します。元々付いていたのと形状が変わってきます。
外れているついでにスロットルバルブを洗浄します。
ピッカピカになりました。
新品のISCV。
スロットルボディに組み付けます。
サージタンクに取り付けます。
ついでに痛んでいるエアーのホースも交換します。
アイドリングは無事に下がり、しっかりとアイドルアップも確認出来ました。
一度お客様へ納めてからご指摘を頂き、エンジン3000回転時のアクセスON/OFFで過敏にスロットが反応してガクガクして乗り辛いとの事で、再度調整。
聞くとTPS(スロットルポジションセンサー)を他のお店でいじられてしまったという事なので、探り探り調整をしていき、なんとか無事に改善する事が出来ました。