三菱パジェロ、タイミングベルト交換他整備その1 | 近藤自動車整備工場のブログ

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三菱パジェロ V45W型 平成6年式 走行距離196000km

エアコンが効かないとの事でお問い合わせいただき、エアコンの修理とタイミングベルト交換で東京都羽村市からお越し下さいました。

費用の掛かる整備ですので、しっかりと打ち合わせをさせていただき、修理をする事となりました。年数もかなり経っていて初めて診るお車。ちょうど点検時期という事もあり、法定12ヶ月点検も兼ねて総合的に点検整備する事となりました。

今回は6Gエンジンで何度かブログでも投稿している、タイミングベルト交換からオイル漏れ修理と水漏れ修理をご紹介します。

今回のパジェロは過去にブログでも紹介したデリカスペースギアの6G72エンジンとは違いツインカムの6G74エンジンです。






エンジン上部にある部品を外していきます。

ヘッドカバーからオイル漏れがあります。

運良くプラグホールの中にオイルが漏れていません。以前に他店で交換されていたスパークプラグとプラグコード、イグニッションコイルは再利用します。


タイミングベルトを交換するのに付属品をどんどん外していきます。


タイミングベルトカバーを外してようやくベルトが見えてきました。


ヘッドカバー、タイミングベルト他外していきます。


カムシャフトオイルシールを交換していきます。

クランクシャフトオイルシールを交換していきます。



ウォーターポンプを交換していきます。


ヘッドカバーパッキンを交換します。


ヘッドカバーをきれいに洗浄します。

インジェクターも外し、清掃とパッキン類を交換します。


サーモスタットを交換します。


その他水廻りのガスケットを交換します。


水廻りのホース類も交換していきます。



一部ホースのジョイントも交換します。




タイミングベルトも組み付けていきます。



古いタイミングベルト


新品のタイミングベルト

テンショナー、アイドラプーリも交換します。



クランクシャフトスプロケットも錆びついていたので、対策品に交換します。


クランクシャフトプーリーボルトも交換です。


タイミングベルトが組み上がりました。続く。