情動の安定とは ※追記有り
※追記
よく知らない方は、何を急に真面目な話題を。。。。と思った方がいるかと思います。アカウント間違えました
もう一つのお仕事ブログ「ハンナの宝箱」と間違えちゃいました。
ついでなのでこのままこちらにもアップしたままにします♪
今日はやっと晴れましたね
ホットスストーンセラピーで使用していた石たちも、やっと日光浴でエネルギーチャージでき、気持ち的にすっきりしました
さて、話は変わりますが、NARD JAPANの会報誌をのんびり読み返しています。
その中で心に響く言葉がありました。
「情動の安定とは」
沖縄のある先生が、重度の疾患や身体障害の影響で、治療拒否、対人拒否をされていている患者さんの看護に対してのレポートを寄せられていました。
詳しい内容は省きますが、上記の容体により、コミュニケーションも成立せず、感情失禁により手が付けられない状態だったそうです。
心理検査もできる状態ではなく、患者さんを治療ラインに乗せるために、情動の安定を目的としてアロマテラピーを導入されたそうです。
看護師さんや心理士さんによる、ルームコロンやオイル塗布、マッサージなどによ2週間で変化が見えてきたとのこと。
この変化。
ただただやみくもに泣き暮らしている状態から、声掛けをすると泣き止んだり、苦痛や不快感によって泣くというように、感情と情動が一致するようになったそうです。
さらに、つらい、苦しいなどの感情を含んだ会話をされるようになってきたとも。
主治医も、アロマテラピーの効果に評価をしてくださったそうですが、
ここでをみせた「情動の安定」とは。
このレポートで先生がおっしゃるには、
「情動の安定とは、ネガティブな感情が出ず、おとなしくなることではなく、情動と表現が一致することが、情動を調節できるための第一歩となります」
と締めくくられています。
確かに、パニックに陥っている状態では、漠然とした不安や恐怖に感情が押しつぶされてただ気持ちを爆発させるだけですね。
外部からの接触も、心には響いてこない状態だと思います。
自分がどんな状態で、何に対してこの感情が起こるのか、それがわかってくるだけでも一呼吸つくことができ、可能であればその状態から脱却できるように何らかの対処をすることができます。
「安定」という言葉。特にアロマテラピーでは漠然と、鎮静やリラックスなどで片づけてしまいがちですが、こには状況に応じた深い洞察が必要なのですね。
そしてその場合の精油選択も、精油のもつ本来の力を選択しなければ。
アロマテラピー、知れば知るほど奥が深く、また様々な状況で活用してみたくなりました。