手術をしたくない理由は、予後が良いとか悪いとか、エビデンスがあるとか無いとかではなく、感覚的に膵臓と脾臓を取ったら体が弱って、抗がん剤や他の治療を受けられなくなってしまうと思い込んでいるからでした。一部の患者さん、特にご高齢の場合はそんなケースもあるかもしませんが、私には40代前半の妻がそうなるとは思いません。

 

しかし、いつまでもこの手術のことを考えていても仕方ありません。

 

主治医と今後の治療のことについて話している中で、その病院ではエタノール注入療法をやっていることを知りました。

妻の場合自費となってしまうけど、NET-G3でもやってみたいと言えば考えてくれるそうです。

 

今考えているのは、エタノールで膵臓原発をやっつけて、肝臓をT医科歯科で手術してもらう。それなら妻も手術OKするかもです。

 

自分で調べたかぎり、治験や先進医療で神経内分泌腫瘍に対する内視鏡的エタノール局所注入療法は行われていますが、適用はG1かつ腫瘍長径15mm以下です。

岡山大学病院でやった成績はかなり良く、80%の患者の腫瘍が消失したそうです。(勘違いでしたらご指摘ください)

 

NET-G2やG3にやらない理由は定かではありません。

 

そこで、NET-G2やG3に対するエタノール注入療法の情報や聞いた話があれば教えていただけないでしょうか?

他の、いわゆる神経内分泌腫瘍でない、癌に対するエタノール注入療法の情報でもいいです。

 

よろしくお願いいたします。