IP療法6クールをやり遂げ、DWIBSと言われる全身MRIを受けて、その結果を持参しT医科歯科大に行ってきました。

 

手術できると言ってくれるのか、期待と不安の中、診察を待っていました。

 

呼ばれて夫婦で診察室に入ると、先生から「どうしたいの?」と突然聞かれました。

 

治療方針患者が決めるの?と思いながら、「手術できるなら手術したいです」というと、「そういう話だったっけ?忘れちゃった」と言われました。

 

その後、一旦退室し、血液検査したり、DWIBSの結果を見てもらったりして、結局肝臓の転移巣は15くらいに減っているし、手術できそうだという話になりました。

(うれしい反面、妻は主治医から肝臓転移は5個くらいと聞いていたので、数の違いに焦っていました。)

 

そして、「2週間後に手術できるのかシュミレーションするために、東京にCTを撮りに来てください」ということと、「それまでに肝臓のMRIを今の病院で撮ってきて」と言われました。

 

手術可否の基準の一つとして、肝臓の40%以上を残す必要があるそうです。

すべてうまくいけば6月下旬くらいには手術できると言われ、希望が見えてきました。

 

しかし、一方で、肝臓の中心付近にある直径2cmほどの腫瘍だけ小さくならず、ずっと同じ大きさのままであることが気になっています。これが、2か月の間に大きくなることがないか、ヒヤヒヤしています。

 

東京の診察を受ける前日に車の中で宮川大助花子の花子さんのガンの特集を見てました。

不謹慎ながら、(大変申し訳ありませんが)追悼特集かなと見ていたら、実は寛解になって今も頑張っているというハッピーエンドでした。

幼い子供のためにも、NED(No Evidence of Disease=寛解)を目指して妻には頑張ってほしいです。